米国向けマツダ・サバンナも発見 乾燥した大平原で見つけた日米欧の廃車 40選(中編) ジャンクヤード探訪記

公開 : 2026.03.22 11:25

プリマス・バラクーダ(1967年)

この1967年式プリマス・バラクーダ・ファストバックは、第2世代モデルの中で最も一般的なバージョンであり、同年に約3万5000台が生産された。したがって珍しいクルマではないが、この個体は驚くほど良好なコンディションに見える。リアフェンダーに錆穴はあるが、トリム、ガラス、メッキ部品はすべて揃っているようだ。1978年に事故車としてドンさんが購入し、現在の保管場所まで自走させた。

プリマス・バラクーダ(1967年)
プリマス・バラクーダ(1967年)

オペル・カデット

コロラド州ラマーには当時、羽振りのいいオペルのセールスマンがいたに違いない。ウォラー・オートパーツの在庫車両を見る限り、その人はかなりのインセンティブを稼いでいたはずだ。筆者はさまざまな年代のオペルを少なくとも20台確認した。この1960年代後半のカデット2ドア・クーペもその1つだ。欧州のGMブランドであるオペルは、一部のビュイック販売店を通じて販売されていた。表面の錆はさておき、これはかなり状態の良い個体に見える。しかし、一般的なコレクターよりも特定の愛好家の間で人気があるため、まだ長期間保管されるだろう。

オペル・カデット
オペル・カデット

フォルクスワーゲンビートル

米国のどのジャンクヤードにも、フォルクスワーゲン・ビートルが少なくとも1台はある。ウォラー・オートパーツも例外ではなく、雑草の中に数台が点在している。この個体は屋根に重い物を載せたのか、大きなへこみがあるが、それ以外は比較的きれいな状態だ。

パネルの表面には錆が見られる。他の地域ならとっくに腐食してしまっているだろうが、乾燥したコロラドの空気の中では、朽ちるというより単に経年劣化しているだけだ。

フォルクスワーゲン・ビートル
フォルクスワーゲン・ビートル

(翻訳者注:この記事は「後編」へ続きます。)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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