テスラ・サイバートラックでカーイベントへ突入 まるで街歩きする映画スター 三角のステンレス・ボディに衝撃

公開 : 2026.04.14 18:05

街歩きする映画スターのような人だかり

何度か筆者もこの会場を訪れているが、ここまでの熱い視線は初めて。映画スターが街歩きするように、徐行するサイバートラックの後ろには人だかり。後輪操舵システムが備わり、狭い駐車枠へエッジーなボディはすんなり収まった。

セッパラが降りると、質問攻め。取り囲む人たちは笑顔だが、筆者が感想を伺うと、あまりポジティブには捉えていないらしい。普段は、古いロータスなどが主役。見た目が酷いとか、大きすぎるとか、電気自動車は退屈だとか、そんな発言が中心だった。

サウスサイド・ハッスルへやって来たサイバートラック
サウスサイド・ハッスルへやって来たサイバートラック    ジャック・ハリソン(Jack Harrison)

それでも、サイバートラックへ多くの人が喜んでいた。持ち込んだセッパラへ、感謝していた。当日の話題を総ざらいにし、翌日のSNSでもバズっていたことは間違いない。

「楽しかったですよ。みんな笑顔で質問してくれました。好意的な反応が多かったです。アメリカでは、サイバートラックを目にするのは日常的なこと。稀に強く反発する人もいますが、ここでは歓迎されていると感じましたね」

気に入る英国人を見つけるのは難しい?

サウスサイド・ハッスルの会場やSNSで聞かれた声を、いくつかご紹介しよう。

「サイバートラックは大きすぎますね。見た目は個性的ですが、この土地で気に入ってくれる人を見つけるのは難しいでしょう。自分は欲しいとは思いません」D.S

サウスサイド・ハッスルへやって来たサイバートラック
サウスサイド・ハッスルへやって来たサイバートラック    ジャック・ハリソン(Jack Harrison)

「こんなクルマが公道を走れるなんて信じられません。画一的なモデルが多い中で、日産キューブフィアット・ムルティプのように、個性的なデザインは良いですね」L.C

「個性的。サイズも重さもクレイジー。これが沢山走る光景は見たくないかも」C.A

「アメリカから輸入できる、もっとカッコ良いクルマは他にもあったはずです。なぜ部品の寄せ集めみたいな、これを選んだのでしょう」W

「今までで1番、人だかりができていました。直線とエッジだらけ。クールですが、カッコいいとは思いません」E.W

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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