【多くのブランドがマイナスを記録】軽高登低が継続中 2026年3月期および2025年度の新車販売台数

公開 : 2026.04.02 07:45

業界団体の関係者による解説

2026年3月期および2025年度の新車販売概況について業界団体の関係者は、「新車販売は2025年12月から2026年に入って軽自動車が好調なセールスを記録する一方、登録車はホンダ日産自動車、マツダの低迷が響いてマイナスが続き、トータルでは2026年3月期と2025年度ともに前年実績を下回った。

新型車の投入が全体的に少なかったこと、さらに原材料費および輸送費の高騰による車両価格の上昇や、消費者のクルマに対する低価格志向が強まっていることなども、市場全般としてはマイナス要因となっている」と解説する。

登録車はホンダ、日産、マツダの低迷が響き、2026年3月期、2025年度ともに前年実績を下回った。
登録車はホンダ、日産、マツダの低迷が響き、2026年3月期、2025年度ともに前年実績を下回った。    平井大介

今後の展開に関しては、「市場の新車需要は底堅く推移しているものの、実質賃金のマイナス傾向は続き、また幅広い分野で値上げの動きが加速していることから、今後の新車販売市場は楽観できない状況が続く。

中東紛争の長期化による原油価格の高騰懸念や、ナフサなどの石油派生品の供給不足なども気になるところ。

一方で2026年中盤以降は販売台数を伸ばしそうな新型車や特別仕様車が多くリリースされる見込みなので、これらがどれくらい新車市場を牽引していくかがカギ」と指摘した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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