2026年欧州版 最も注目すべき高級SUV 10選 ラグジュアリーも実用性も走りも兼ね備えた「わがまま」なクルマ

公開 : 2026.04.05 11:45

6. フェラーリプロサングエ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:6点
長所:魅惑的なV12エンジンのスター性と、圧倒的なスピード 優れた乗り心地と、クラス随一の姿勢制御 旧GT4Cよりもさらに快適で、大人4人を余裕を持って乗せられる
短所:時折、途方もなくワイドに感じられ、視界が限られる 後部座席は狭くないが、暗く感じられることがある 価格はライバルをはるかに上回る
最大の特徴:乗り心地とハンドリング

マラネロ初のSUVは、最も大きく、最も重く、最も物議を醸すフェラーリでありながら、そのDNAをしっかりと宿している。

6. フェラーリ・プロサングエ
6. フェラーリ・プロサングエ

「このサイズのエンジンをフロントに搭載し、この車両重量と最低地上高を持つクルマとしては、よく引き締まっていて、コントロール性が高く、機敏だ。そして、とにかく速い。まさに正統派の『大型クーペ』といった風格を醸し出している」
――リチャード・レーン(UK編集者)

確かに、人々の視線を釘付けにするプロサングエはフェラーリの当初の計画にはなかったが、ランボルギーニウルスアストン マーティンDBXといったモデルが、フェラーリに決断を迫ったのだ。

725psの自然吸気V12エンジン、洗練されたアクティブダンパー、そして絶妙な重さのステアリングを備え、ワインディングロードでシームレスな一体感を生み出す。走り出せば、真のフェラーリだと感じられる。

当然ながら、価格は極めて高額で、約31万ポンド(約6500万円)から。それに加え、燃費は銀行口座を閉鎖したくなるほどだ。

しかし、プロサングエはかつてないようなラグジュアリーなフェラーリであり、同時にドライバーを魅了する要素も溢れている。

7. ランドローバー・ディスカバリー

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:オフロード性能 ゆったりとした運転感覚 実用的な7人乗り
短所:リアのデザインにはまだ馴染めない ライバル車の方が燃費が良い 信頼性にやや難あり
最大の特徴:広々とした室内空間

2017年から4代目として販売されている現行型ディスカバリーは、高級SUVクラスの定番の1台だ。

7. ランドローバー・ディスカバリー
7. ランドローバー・ディスカバリー

「万人向けではないが、幅広い能力を必要とする人にとって、ディスカバリーは素晴らしく、他に類を見ない製品である」
――サム・フィリップス(UK記者)

広大な荷室と7人乗りの仕様を備え、現在販売されているSUVの中でも実用性と高級感は抜きんでている。

エンジンは3.0L直列6気筒ディーゼルのみ。燃費は決して最高ではないが、トルク豊かでトレーラーの牽引も楽に行える。

確かに、加速やハンドリングのダイナミズムに特に優れているわけではないが、ディスカバリーはスリルを求めるためのクルマではない。上質で快適な空間に乗員を包み込みながら、リラックスした気楽な雰囲気を演出するクルマだ。

今や時代を感じさせる部分も出てきているかもしれないが、ディスカバリーは依然としてランドローバーのラインナップの中で最も完成度の高いモデルの1つだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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