2026年欧州版 最も注目すべき高級SUV 10選 ラグジュアリーも実用性も走りも兼ね備えた「わがまま」なクルマ

公開 : 2026.04.05 11:45

8. BMW X7

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:6点
長所:乗り心地とハンドリングの見事な調和 パフォーマンスに不足なし。驚くほど速いが、怖くなるほどではない 良好な視界、広大な室内空間、そして豪華な素材が、落ち着いた雰囲気を醸し出している
短所:静粛性はレンジローバーほどではない ポルシェカイエンのようなステアリングフィールに欠ける 一部の人々が求めるような、あからさまにスポーティなSUVではない
最大の特徴:居住空間

X7は、BMW最大のモデルであり、非常にゆとりある高級SUVだ。

8. BMW X7
8. BMW X7

「7シリーズのセダンの方が、純粋な意味での高級車としては優れているかもしれないが、X7のような卓越した実用性は備えない」
――クリス・カルマー(UK編集者)

7人まで快適に乗車でき(6人仕様にすることも可能)、調整機能や快適装備は極めて充実しており、荷室容量は300L〜2001Lまで確保されている。

車内は最新機能満載で、2つの巨大な曲面スクリーンを備えたBMWの第8世代「iドライブ」インフォテインメント・システムが搭載されている。ロータリーダイヤルもあるが、一部の操作はタッチスクリーンを通じてのみ行える。20スピーカーのBowers & Wilkinsサウンドシステム、各列に設けられたUSBポート、タブレットホルダーなど、家族全員に嬉しい高級SUVとなっている。

X7にはガソリンとディーゼルのパワートレインが用意されているが、いずれも優秀だ。どれを選んでも、0-100km/h加速は6.0秒未満である。

9. BMW X5

デザイン:9点 インテリア:7点 パフォーマンス:10点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:力強く、高回転域までスムーズに回るエンジン 洗練され、ダイナミックなハンドリング 電気走行距離が長いPHEV
短所:一部のライバル車の方が実用性が高い 改良後のインテリアは、品質と使い勝手で一歩後退している PHEVの充電出力は7.4kWにとどまる
最大の特徴:スポーティな走り

高級車SUVという分野を再定義する上で大きな役割を果たした初代モデルの発売から約20年。X5の成功は変わらず続いている。

9. BMW X5
9. BMW X5

「真に心地よくゴージャスな体験を提供しつつ、経済的で、さらには非常に魅力的な走りも楽しめる。実に驚くほどバランスの取れたパッケージだ」
――イリヤ・バプラート(UK記者)

BMWは極めて魅力的なコンセプトを確立したと言える。多くの人が求める広さ、汎用性、4WDの性能を備えつつも、エッジのあるダイナミクスを鈍らせることのない「スポーティなSUV」というコンセプトだ。

最新モデルは多くのライバル車より小型で低重心であり、セダンに近いドライビングポジションを採用している。それでも十分な容量のトランクに加え、7人乗り仕様も選択可能だ。

全体として、ラグジュアリーな雰囲気も遜色なく、キャビンも高級感あふれる上質な仕上げとなっている。BMWで今や定番となった曲面スクリーンのインパネとインフォテインメント・システムによって、さらに磨きがかかっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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