2026年欧州版 最も注目すべき高級SUV 10選 ラグジュアリーも実用性も走りも兼ね備えた「わがまま」なクルマ

公開 : 2026.04.05 11:45

10. アウディQ7

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:8点
長所:卓越したキャビンの洗練度 圧倒的な素材の質感 ほとんどの7人乗りSUVよりも広々としている
短所:ステアリングのアシストが強すぎる ハンドリングの繊細さに欠ける リセールバリューはぱっとしない
最大の特徴:ファミリー向け

Q7は、完成度の高さを感じさせる、魅力的で洗練されたSUVだ。

10. アウディQ7
10. アウディQ7

「Q7は極めて実用的で、称賛に値するパワーを持ち、非の打ち所のない乗り心地を備え、見事に造られたキャビンを誇る」
――マット・ソーンダース(UK編集者)

広大な室内空間、高品質な素材、そして至高レベルの洗練性と静粛性。Q7は、現代の高級ファミリーカーが持つべきすべての重要な資質を兼ね備えている。

その真価は、滑らかで落ち着きのある走りに見ることができる。標準装備のエアサスペンションが走行を穏やかにし、優れた洗練性により長距離ドライブの疲れを和らげてくれる。

ガソリンおよびディーゼルのV6エンジンが選択可能だが、社用車購入者には、最大82kmの電気走行距離を実現するPHEVのTSFIeも魅力的だ。

運転の楽しさという点では最高ではないが、Q7は優れたオールラウンダーであり、家族の規模に関わらず、どのようなライフスタイルにも馴染むだろう。

自分に合った高級SUVを選ぶには?

適切な高級SUVを選ぶには、洗練性、快適性、性能、そして実用性の完璧なバランスを見つけることが重要だ。市販車の中でも最も高価な部類に入るため、自身のライフスタイルに合った1台を選びたい。

考慮すべき点は以下の通り。

サイズと実用性

高級SUVは非常に高価なので、自分のニーズに合っているかどうかをじっくり検討したい。
高級SUVは非常に高価なので、自分のニーズに合っているかどうかをじっくり検討したい。

ラグジュアリーな魅力を損なわず、使いやすさと実用性を兼ね備えていてほしいものだ。高級SUVであっても、多用途性と柔軟性は必要である。

まず乗車定員について。5人以上を頻繁に載せるなら、3列シートを備えたモデルが便利だが、多くの高級SUVでは最後列の座席は子供向けだ。フェラーリプロサングエのような、後部座席が2席しかないモデルもある。荷室へのアクセスも重要で、重い荷物を積み込みやすくするために車体後部を下げられるエアサスペンションなど、便利な機能に注目しよう。

送迎専用に使うなら、ロングホイールベースモデルを選べば後部座席のレッグルームが広がる。後部座席にはマッサージ機能やリクライニング機能も備わっている場合も多い。

パフォーマンスとパワートレイン

高級SUVの個性はエンジンによって決まる。これほど幅広い選択肢を展開するクラスは他にない。

V12ガソリンエンジンを搭載したフェラーリ・プロサングエはスーパーカー並みの性能を発揮するが、維持費ははるかに高額だ。レンジローバー・スポーツやアウディQ7に搭載されている6気筒ディーゼルエンジンのような大排気量ディーゼルは、豊富なトルクと低燃費のおかげで、長距離走行に最適だ。もちろん牽引にも適している。

PHEVは、通勤など日々の移動距離が短く、市街地ではほぼ無音の電気走行を楽しみたいが、長距離移動にはエンジンが必要な場合に理想的である。BMW iXなどのハイエンドなEVは、抜群の洗練性と圧倒的なパフォーマンス、そして560kmを超える航続距離を誇る。ただし、コストを抑えるには自宅充電が必須だ。

インテリア

複雑な車載技術や機能が増え続けているが、直感的で使いやすくなければ、すぐにストレスの原因となる。

最も頻繁に使う機能(エアコンなど)がサブメニューの奥深くに埋もれていないか確認しよう。タッチスクリーンに完全移行したブランドもあれば、物理的なボタンやスイッチを残しているブランドもある。

運転支援機能は高級SUVの多くに標準装備されているが、長距離ドライブのストレスを軽減できる車線中央維持(レーンセンタリング)機能付きアダプティブクルーズコントロールが欲しいところだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事