シボレーインパラ – イプシロンII(10代目、2014年~2020年)

最終世代となるシボレー・インパラの10代目は、ゼネラルモーターズ(GM)が2008年にポートフォリオ全体に展開し始めた「イプシロンII」プラットフォームをベースに発売された。このプラットフォームの開発はオペルが主導し、ショートカーとロングカーの2つの基本バリエーションを設計した。インパラは、イプシロンIIのロングホイールベース版で製造された4台のうちの1台だ。

シボレー・インパラ - イプシロンII(10代目、2014年~2020年)
シボレー・インパラ – イプシロンII(10代目、2014年~2020年)

オペル/ヴォグゾール・インシグニア – イプシロンII(第2世代、2017年以降)

「イプシロンII」プラットフォームはオペル車の設計を強く意識したもので、オペル最大のモデルであるインシグニアに採用されていても不思議ではない。兄弟ブランドであるヴォグゾールのインシグニアや、ビュイック・リーガル、ZB世代のホールデン・コモドアもこの骨格の上に作られている。いずれも、イプシロンIIのショート版だ。

オペル/ヴォグゾール・インシグニア - イプシロンII(第2世代、2017年以降)
オペル/ヴォグゾール・インシグニア – イプシロンII(第2世代、2017年以降)

サーブ9-5 – イプシロンII(第2世代、2009~2012年)

コスト削減に必死だったサーブは、2代目9-5を「イプシロンII」のロング版で作り、基本的な足回りをビュイック・ラクロス、前述のシボレー・インパラ、キャデラックXTSと共有することにした。

この親戚関係は、2009年の発表後すぐにメディアによって取り上げられたため、サーブは9-5に使用される部品の約70%(全輪駆動システムを含む)がブランド固有のものであることを明らかにした。

サーブ9-5 - イプシロンII(第2世代、2009~2012年)
サーブ9-5 – イプシロンII(第2世代、2009~2012年)

フォード・フェアモント – フォックス(1977~1983年)

マーベリックの後継車として設計されたフォード・フェアモントは、幅広いモデルを支えるために1970年代に開発された「フォックス」プラットフォームが起点となった。

ベストセラーとはならなかったものの、フェアモントからはゼファーという名のマーキュリーが生まれ、また奇妙なことに、ロサンゼルスを拠点とするナショナル・コーチ・ワークスとランチェロに代わる少量生産モデルとして開発されたデュランゴというピックアップトラックも生み出された。

フォード・フェアモント - フォックス(1977~1983年)
フォード・フェアモント – フォックス(1977~1983年)

フォード・マスタング – フォックス(第3世代、1978~1993年)

3代目フォード・マスタングは、「フォックス」プラットフォームと最もよく結びついたモデルであり、しばしばフォックス・ボディ車と呼ばれることがある。初期のモデルはしばしば貧弱であったが、マニアはこのバージョンのマスタングがその名称と性能との結びつきを新たにしたと評価している。1984年から1986年にかけて限定生産されたSVOモデルは、2.3L 4気筒ターボチャージャーで最高出力200psを発揮し、強制吸気こそが排気量に代わる適切な手段であると反抗的に主張した。

フォード・マスタング - フォックス(第3世代、1978~1993年)
フォード・マスタング – フォックス(第3世代、1978~1993年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    ロナン・グロン

    Ronan Glon

  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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