【ポルシェの将来】911のEV化? タイカンの次世代911化? VWグループの出口戦略、手探り

2019.12.31

100字サマリー

ポルシェ初のEV(電気自動車)、タイカン。各国での報道を見てみると、両手を挙げて絶賛するような記事は多くありません。911をEV化するのではなく、次世代911と呼ぶにふさわしいEV構築。うまくいく?

もくじ

ポルシェ初のEVタイカン 表現に困るメディア
次世代911は? VWグループ明確な出口戦略を

ポルシェ初のEVタイカン 表現に困るメディア

text:Kenji Momota(桃田健史)

ポルシェ初のEV(電気自動車)、タイカン。

2019年後半に国際試乗会が行われるなど、世界主要国のメディアがタイカンを体験した。

ポルシェ・タイカン
ポルシェ・タイカン

各国での報道を見てみると、両手を挙げて絶賛するような記事は少ない。かといって、ネガティブな意見をいうジャーナリストも少ない。多くの場合、新たなる感覚に対して戸惑い、どのように評価し、そして表現するべきなのか困っているように思える。

根源にあるのは「これは、ポルシェなのか?」という点だ。

タイカンは、確かに速い。0-100km/h加速は2.8秒(欧州参考値)だが、「人とクルマが遠い」という表現をよく見かける。

言い換えると「これまでのポルシェっぽくない」ということだ。

「ポルシェっぽくない」という点では、SUVに参入したカイエン、またフル4シーターのパナメーラと、ポルシェが事業を拡大する度にメディアから聞こえてきた声だ。

だが、タイカンに対する「ポルシェっぽくない」とは、911を対象としている。

つまり、タイカンを「次世代ポルシェのフラッグシップになり得るクルマではないのか」という気持ちをメディアが持っているということだ。

 
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