【詳細データテスト】マセラティ・グラントゥーリズモ EVらしからぬ好ましい挙動 航続距離は足りず

公開 : 2025.03.01 20:25

内装 ★★★★★★★★☆☆

キャビンもほぼガソリン車と同じなので、仕上げは上等で、このクルマにふさわしい贅沢さとくつろいだ感じがある。バッテリーが床下にはないので、ドライビングポジションもすばらしい。

ホイールベースが長いので、リアシートも使える。大柄な大人が長時間乗れるわけではないが、短距離だったりティーンエイジャーを乗せたりする程度なら十分だ。

内装はガソリン車とほぼ同様で、見てわかる違いはディスプレイのグラフィックくらい。つまり、贅沢でリラックスできる雰囲気は健在ということだ。
内装はガソリン車とほぼ同様で、見てわかる違いはディスプレイのグラフィックくらい。つまり、贅沢でリラックスできる雰囲気は健在ということだ。    JACK HARRISON

しかし、荷室容量は270Lと物足りない。タイカンに比べるとかなり見劣りする。

EV専用となるのは、シフトパドルがギアチェンジではなく回生ブレーキの調整に用いられることや、12.3インチのセンター画面と12.2インチのデジタルメーターのグラフィックが変更されていることくらいだ。

回生ブレーキは最大400kWの発電と、0.65Gの制動が可能だ。インフォテインメントは、ソフトウェアに多少の待ち時間があり、メニューの構造は多少の慣れが必要だが、標準対応のAndroid AutoとApple CarPlayがほぼシームレスに機能する。

記事に関わった人々

  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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