アナログさに驚く:スカイライン GT-R クロスオーバーの起源:RAV4 輝かしい1990年代のクルマ(3)
公開 : 2025.04.26 09:47
ヴォグゾール・ロータス・カールトン:本気を出せば暴君
ヴォグゾール(英国オペル)・ロータス・カールトン(オメガ)は、1986年にロータスの経営へ介入した、GMの成果。フォード・コルチナやタルボ・サンビームなど、他メーカーとのコラボで成功していたスポーツカーメーカーを、利用しない手はなかった。
シャシーとエンジンへ手が加えられたロータス・カールトンは、382psを獲得し、最高速度は283km/hに到達。0-100km/h加速を5.1秒で処理し、世界最速の4ドアサルーンという座を掴んだ。AUTOCARのテストでは、そのカタログ値を超えてはいないが。

マックス・エドレストン(Max Edleston)
「ロータス・カールトンの速さの記事を読んで、自分は成長したんですよ」。リチャード・レーンが笑顔を浮かべる。「実際に運転してみて、運転体験はそれ以上だと知りました。コクピットは上質で、視界の広さは現代のモデルでは得られないほど」
「乗り心地はしなやかで、普通に流しているだけでも気持ちが良い。本気を出せば、まさに暴君。パワーとトラクションの比率は、現代のクルマには与えられないものです」
「トルクの太い6気筒エンジンにMT、ローグリップなタイヤ。どこでもアクセルペダルの角度で振り回せる、スーパーサルーンといった感じです」
1990年代の技術力やデザイン力を称えたい
今回揃えた1990年代のモデル10台で、勝者を決めるつもりはない。この時代の技術力やデザイン力のすべてを、称えたいと思う。
アウディTTやロータス・エリーゼは、後継モデルを超える象徴性を備えていた。トヨタRAV4やMGFは、トレンドの1歩先を進んでいた。E39型BMW 5シリーズにフォード・モンデオは、新基準で作られた量産サルーンといえる。

ランボルギーニ・ディアブロと日産スカイライン、ロータス・カールトンは、大幅にそのカテゴリーを進化させた。一方のメルセデス・ベンツAクラスは、大胆な技術的挑戦で誕生したものの、メーカー自体がその発展を躊躇したといえる。
それでも、コンパクトで高効率なパッケージングは、現代の自動車でも必要とされるもの。クルマの未来を示唆したモデル、といえることは間違いないだろう。
輝かしい1990年代のクルマ(4)からは、UK編集部4名の1番のお気に入りを、もう少しだけ掘り下げてみたい。


































































































































