改良でパワフル&タフに 2026年仕様 トヨタbZ4X レクサス譲りのタッチモニター獲得

公開 : 2025.06.11 19:05

1モーターの電費は6.2km/kWh 賢明な選択肢

航続距離は、18インチ・ホイールのツインモーターで従来の460kmから505kmへ、シングルモーターで502kmから569kmへ伸びている。急速充電は最大150kWで変わらないが、事前にバッテリーの状態を最適化する機能が備わる。

今回はシングルモーター版を長めに運転し、電費は6.2km/kWhが表示されていた。駆動用バッテリーの容量は、ライバルより10kWhは小さい。それでいて、競争力の高い実際の航続距離を叶えた可能性がある。

トヨタbZ4X 73kWh FWD(2026年仕様プロトタイプ)
トヨタbZ4X 73kWh FWD(2026年仕様プロトタイプ)

価格は未発表。現行型は、英国ではアイオニック5ルノー・セニック Eテックより若干お高め。バッテリーEVの投入へ消極的なトヨタだが、フェイスリフトのタイミングで、少し下がることを期待したい。

bZ4Xのツインモーター版は、一定の悪路性能を有する。賢明な選択肢としてのポジショニングを、今回のアップデートは効果的に高めることになるだろう。好調な同社らしい飛躍的なモデルの登場は、もう少し先になるようだが。

トヨタbZ4X 73kWh FWD(2026年仕様プロトタイプ)のスペック

英国価格:約4万ポンド(約780万円/予想)
全長:−mm
全幅:−mm
全高:−mm
最高速度:160km/h
0-100km/h加速:7.4秒
航続距離:569km
電費:7.4km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:1930kg
パワートレイン:永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:69.0kWh
急速充電能力:150kW(DC)
最高出力:224ps
最大トルク:30.4kg-m
ギアボックス:1速リダクション(前輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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