アリゾナの太陽に灼かれる日米欧の廃車 40選(前編) ジャンクヤード探訪記
公開 : 2025.07.20 18:25
シボレー・マリブ – 1980年
この廃車になったタクシーは、ジャンクヤードにちょっとした彩りを添えている。これは4代目シボレー・マリブで、フォードのホイールトリム以外は完全な状態だ。約150万台が販売され、そのうちイラク政府が1万3000台を購入した。この4ドア・セダンは、1980年に製造された14万5634台のうちの1台だ。

ジャガーXJ6 – 1971年
フロントガラスに書かれたメモによると、この1971年製のジャガーXJ6の4.2L 6気筒エンジンは、シボレーのスモールブロックエンジンに交換されているようだ。1968年から1973年にかけて英国で9万8227台が製造されたシリーズ1で、このヤードではプロジェクトカー(レストア用の車両)として販売されていた。今回わたし達が見つけた7台のジャガーのうちの1台だ。

ホンダ・シビック – 1976年
この1976年製の2ドアのホンダ・シビックは、ジャンクヤードで人気のあるクルマではなかったが、ここでは1500ドル(約22万円)で売れると期待されていたようだ。
初代モデルは1972年から1979年にかけて製造され、米国で好調な販売を記録した。1973年の石油危機では、経済的な4気筒エンジンが消費者に支持され、人気は急上昇した。

MG MGB – 1979年
米国の衝突安全規制に準拠するために導入された、醜いスチール補強の黒いゴム製バンパーから判断すると、このMG MGBは1974年以降に英国で製造されたものと思われる。具体的にはかなり後期のモデルで、おそらく1979年か1980年ごろの製造ではないだろうか。
MGBは1962年から1980年にかけて50万台以上が製造され、そのうち29万8052台が米国で販売された。マツダ・ミアータ(日本名:ロードスター)が登場するまでは、史上最も売れたスポーツカーだった。

トライアンフ・スピットファイア – 1965年
トライアンフ スピットファイア(1962-1980)は生産台数ではMG MGBに次ぐ存在だったが、それでも31万4000台が製造されており、人気を博していたことがわかる。
スピットファイアは5世代にわたって製造され、この1965年製の部品取り車は2代目にあたる。1965年から1967年にかけて製造され、販売台数は3万7409台にとどまった。最高出力68psのエンジンを搭載し、0-100 km/h加速に約15秒かかるという非力ぶりで、そのスポーティな外観に見合った性能ではなかった。
















































