シボレー・コルベット Z06(1) 鋭角的な抜群の存在感 トップグレードのハードへ迫る

公開 : 2025.11.03 19:05

操作性の良いタッチモニター ガラス越しのV8

タッチモニターは8.0インチ。ステアリングホイールの真横にあり、ホームボタンがあり、操作性は良い。高い位置のセンターコンソールに並ぶボタンで、エアコンの操作は可能。オーディオのボリュームノブも残されている。

メニューのレイアウトはわかりやすく、構造も論理的。ワイヤレスのスマートフォン充電パッドが用意され、Z06ではアップル・カープレイとアンドロイド・オートに無線で対応する。シボレーの純正ナビは、表示が見やすく目的地の設定も簡単だった。

シボレー・コルベット Z06(英国仕様)
シボレー・コルベット Z06(英国仕様)

試乗車には、ボーズ社のオーディオシステムが組まれていた。高音質だが、感動するほどではないだろう。

ちなみに、タルガトップはエンジンリッドがガラス製で、閉じたままV8エンジンを鑑賞できる。だが英国で人気のコンバーチブルは、ガラスではなくなり隠れてしまう。

走りの印象とスペックは、シボレー・コルベット Z06(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

シボレー・コルベット Z06の前後関係

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