強烈なインパクトを残した3輪車 52選(前編) 市民の「足」として活躍した奇妙なクルマたち
公開 : 2025.10.25 11:25
自動車の黎明期には3輪車が数多く生まれ、コンパクトで安価な移動手段として世界各地で普及しました。今でも一部のメーカーが愛好家向けに生産を続けています。今回は3輪車のミステリアスな世界を少しだけ紹介します。
もくじ
ーミステリアスな3輪車の世界
ーモーガン(1909年)
ーモーガン・スーパースポーツ(1933年)
ーブローガン(1946年)
ーデイヴィス・ディヴァン(1947年)
ーインヴァカー(1947年)
ーボンド・ミニカー(1948年)
ーフェンド・フリッツァー(1949年)
ーヴェロレックス(1950年)
ーフルダモービルN-2(1952年)
ーダイハツ・ビー(1951年)
ーボンド・ミニカー(1952年)
ーACプティット(1952年)
ーアラード・クリッパー(1953年)
ーSNCANインター(1953年)
ーブルッシュ・スパッツ(1954年)
ーゴードン(1954年)
ーアヴォレット(1955年)
ーメッサーシュミットKR200/201(1955年)
ーブルッシュ・モペッタ(1956年)
ーハインケル・カビーネ(1956年)
ートゥレット(1956年)
ーローレラ(1956年)
ーボンド・ミニカー(1957年)
ーフジキャビン(1957年)
ーコロネット(1957年)
ミステリアスな3輪車の世界
世界初の自動車は3輪だった。それ以来、実に1200車種以上の3輪車が生み出されてきた。
しかし、そのメーカーやモデルをいくつご存じだろうか? モーガンとメッサーシュミットは定番だが、それ以外は自動車ファンにとっても難しいだろう。この記事では、これまでに作られた奇妙な3輪車を52台紹介したい。3輪の魅惑的な世界へようこそ。

モーガン(1909年)
まずは有名なメーカーから始めよう。モーガンは1909年に英国で創業し、トライアルやレースで成功を収め、早くから支持を集めた。ご覧の通り、小柄なプロポーションと少ない車輪数にもかかわらず、大人が贅沢に旅するのに十分な空間があった。ルーフまで備えていたのだ。

モーガン・スーパースポーツ(1933年)
第二次世界大戦前、モーガンは3輪車の分野で脚光を浴びていた。その代名詞とも言える存在として、スーパースポーツを紹介しないわけにはいかない。最高速度130km/h超の性能を誇り、見た目以上に頑丈な作りだった。

ブローガン(1946年)
オハイオ州を拠点とするフランク・ブローガンは、1946年に新会社を設立し、自身の名を冠した実用的な3輪車を開発した。これほど見栄えの良いクルマなら、自分の名前を付けたくなるのも当然だろう……。
写真のモデルは実際にはブローガンにとって2台目の3輪車である。1台目は前輪が1輪のタイプで、最高出力10psの空冷単気筒エンジンを搭載している。この後期型では、後輪1輪のレイアウトに変更された。ブローガンは、合計で30台ほどを生産した。

デイヴィス・ディヴァン(1947年)
3輪車といえば小型のイメージがあるが、すべてがそうとは限らない。デイヴィス・ディヴァンは全長4.7m、車重1111kgの車体に2.2Lエンジンを搭載している。シングルのベンチシートに4人が横並びで座るため、少し不安定だった。そのため、量産車は作られなかったが、17台のプロトタイプが製作された。そのうちの1台は、米国ロサンゼルスのピーターセン自動車博物館で展示されている(写真)。

インヴァカー(1947年)
第二次世界大戦後、身体に障害のある人が運転できるクルマとして、このインヴァカーが開発された。インヴァカーは5年間で6回もの改良を重ね、1952年にMk8(Mk7は存在しない)が登場した。基本的なルーフや窓を備えた、かなりデラックスなモデルだった。

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