「クセつよ」だけど愛さずにはいられないクルマ 40選(前編) 人を選ぶユニークなキャラクター
公開 : 2025.11.16 11:25
ボルボ480
ポルシェ944のように、ウェッジシェイプのノーズにリトラクタブル・ヘッドライトを備えたハッチバックほどクールなものはない。480を上下逆さまにすれば、フォグランプとフロントグリルがボルボ240にそっくりだと気づくだろう。楽しいボディデザインがたまらなく魅力的だ。見た目は良かったが、当時は性能の低さがネックとなっていた。しかし、ボルボが1.7Lエンジンにターボを装着すると、最高速度は190km/hを超えた。
筆者は、480は今の時代にもよく映えるクルマだと思う。ぜひ1台欲しいものだ。

ホンダ・インサイト
ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたホンダのハイブリッド車は、すべてインサイトから始まった。2人乗りのインサイトは低転がり抵抗タイヤの助けもあり、最大35.0km/lの低燃費を実現。その未来的な涙滴型デザインは型破りで、後輪が彫刻的なカバーの下に隠されている。万人受けするデザインではなかったが、洗練された宇宙時代のガラス製トランクリッドとあわせて、筆者は大変気に入っている。
ボディパネル、ホイール、主要構造は全てアルミニウム製で、重量はわずか835kgに抑えられている。

BMW X5
X5に標準装備された3.0Lディーゼルエンジンは性能面で傑出したものではなく、さまざまな電気系統の不具合にも悩まされ、購入を躊躇させる要因となった。また、その外観も万人受けするものではなかった。
一方で、これは舗装路走行において真に優れた性能を発揮する初のSUVだった。その点は何と言ってもBMWだ。オフロードでも十分な性能を備えており、さらに360psを発生する4.8L V8エンジン仕様も選択可能だった。BMW初のSUVとしてはまさに申し分ない存在である。

メルセデス・ベンツA210エボリューション
2002年当時、Aクラスにはスポーツ性を重視するモデルではなかった。そこでメルセデス・ベンツは意を決して、A210エボリューションを生み出した。140psの2.1Lエンジンを搭載し、0-97km/h加速で8秒を切る性能を実現。これは「おばあちゃんのショッピングカート」などと揶揄されていたAクラスとは一線を画す特徴だった。
Aクラスの見た目は確かに人気が低かったが、車高を下げ、控えめなAMG仕様にドレスアップし、2.1Lエンジンを無理やり載せて魅力向上にチャレンジしたメーカーの姿勢は称賛に値する。





























