【今後日産やホンダは復調なるか?】 2025年12月期および2025年度(1月~12月)の新車販売台数

公開 : 2026.01.06 11:45

業界団体関係者の声

2025年12月期および2025年度の新車販売概況について業界団体の関係者は、こう説明する。

「新車販売は2025年度の後半に入ってマイナスが続いたものの、12月期は登録車と軽自動車ともに復調し、トータルでは6カ月ぶりに前年実績を超えた。2025年度で見ても2年ぶりのプラスを達成したが、2024年度の成績は認証試験不正の相次ぐ発覚とそれに伴う生産・出荷停止が含まれており、新型車の投入も少なかった2025年度が完全な復調とまでは言えない。2023年度の477万9086台と比べると21万3309台の開きがあり、また大台の500万台には6年連続で達しなかった」

新型が発表されたトヨタRAV4。
新型が発表されたトヨタRAV4。    トヨタ

今後の展開に関しては、「ユーザーの新車の購入意欲は堅調に推移しているものの、実質賃金のマイナス傾向や水道光熱費および食料品などの相次ぐ値上げなどが続いており、今後の新車販売市場は予断を許さない情勢。

半導体の供給難や原材料費および輸送費の高騰に伴う車両価格のアップ、消費者のクルマに対する低価格志向なども、トータルで見ると懸念材料となる。日産ホンダの復調が見通せない点も気になるところ。

一方で2026年前半は販売台数を大いに伸ばしそうな新型車がいくつかリリースされる見込みで、また魅力的な特別仕様車も多数放たれる予定なので、これらがどれくらい新車市場を引っ張っていくかが注目ポイント」と示唆した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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