4座4WDのフェラーリから先進的すぎたハイブリッドまで 今も異彩を放つ個性的なクルマ 48選(中編)
公開 : 2026.05.31 11:25
いすゞ・ビークロス
いすゞ車に奇抜なイメージは薄いかもしれないが、ビークロスは輝かしい例外だ。常識的ないすゞ・トゥルーパー(日本名:ビッグホーン)と密接な関係にあるコンパクトSUVで、1993年の東京モーターショーでコンセプトカーとして登場し、4年後にほとんど変更を加えることなく発売された。
1997年から2001年まで生産され、主に米国で少量販売された。

ランボルギーニLM002
今日のランボルギーニ・ウルスは、過去10年間に発売された数ある高級高性能SUVの1つであり、LM002よりもはるかにトレンドに沿った存在と言える。このLM002は、ランボルギーニが過去に開発したオフロードトラックの1つであり、唯一量産化されたモデルである。
その角張ったボディには、四輪を駆動する大型V12エンジンが収められている。控えめに言っても、当時のランドローバーが生産していたものとはまったく異なる代物だった。スポーツカーメーカーがオフロードトラックを生産するのは奇妙に思えるかもしれないが、ランボルギーニはもともと農業用トラクターを生産していたことを思い出してほしい。

リンカーン・ブラックウッド
当時、フォードの高級ブランドがピックアップトラックを生産するのは良いアイデアのように思えた。リンカーン・ブラックウッドは当時のフォードFシリーズと関連があり、豪華装備が満載だった。しかし、米国の消費者はほとんど関心を示さなかった。米国では2002年モデルのみ、メキシコでは2003年までしか販売されなかった。
どういうわけか、同じような分野でもGMは成功を収めている。ブラックウッドとコンセプトが似ているキャデラック・エスカレードEXTは、2002年から2013年にかけて2世代にわたり生産された。実際、あまりにもヒットしたため、もはや奇抜なクルマとは見なされていない。

ロータス・ヨーロッパ
ロータスは1960年に同社初のミドシップレーシングカーを製作し、その6年後には量産車にもこのレイアウトを採用した。この種のスポーツカーとしてはかなり早い時期であり、奇妙な「ブレッドバン(パン屋さんのバン)」のようなボディ形状がなくても、ヨーロッパは時代を先取りしすぎた異質な存在だったと言えるだろう。
当初、ロータスはルノー・クレオン・アルーエンジン(ルノー16や世界ラリー選手権で優勝したアルピーヌA110にも搭載されたもの)を採用していたが、1971年にはフォードのケントをベースにしたツインカムをラインナップに追加した。































