重視したのは快適性と価格価値 シトロエンC5 エアクロス・プラグイン・ハイブリッド195(1) 経験生きるインテリアで中国勢へ対抗

公開 : 2026.07.14 18:05

ゆとりある後席空間にクラス最大級の荷室

物理スイッチの数は多くなく、エアコン等の操作はタッチモニター上で。シートヒーターや風量の調整は、サブメニューを辿る必要がある。カスタマイズで、ホーム画面へ表示させることも可能ながら、スマートフォンとのミラーリング時は隠れてしまう。

大きい画面を活かし、頻繁に利用する項目は常時表示されるようにしても良かっただろう。システム自体は高速に動作し、メニューも理解しやすいが。

シトロエンC5 エアクロス・プラグイン・ハイブリッド195 マックス(英国仕様)
シトロエンC5 エアクロス・プラグイン・ハイブリッド195 マックス(英国仕様)

後席の空間は同クラスでは広い側といえ、太もも付近の前後方向で720mmある。ただし、先代のような3脚の独立したシートではなく、一般的なベンチシート。中央に座る人は、少し居心地が悪いかもしれない。スライドしないが、リクライニングは可能だ。

荷室容量は565Lで、クラス最大級といえる。ちなみに、フォルクスワーゲンティグアンは490L。トノカバーはかさばり、後席の背もたれを倒すレバーはテールゲート側にないが、沢山の荷物を運べることは間違いない。

走りの印象とスペックは、シトロエンC5 エアクロス・ハイブリッド195(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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