新車同然の3代目トヨタ・スープラからジャガーの「消防車」まで 450台を所有するカーコレクターの逸品 55選(後編)
公開 : 2026.09.23 11:50
フィアット600
フィアット500はごくありふれた存在で、ロジャー氏のコレクションにも2台ある。しかし、こちらはまったく異なる珍しい1台だ。500の「兄貴分」であるフィアット600だ。より大きなエンジン(633cc)と、より大きなボディシェルが特徴だった。この1959年製の個体は、右ハンドル仕様という点で特に希少だ。

ローバーP4
1949年に発売されたP4は、英国で最も伝統的な自動車ブランドの1つであったローバーとしては、信じられないほどモダンな外観をしていた。平らなサイドパネル、コラムシフト、グリル中央の「サイクロプスの目」のようなスポットランプを備え、他とは一線を画す存在だった。生産は1964年まで続き、その間には多種多様なエンジンがラインナップされた。こちらはStudio434にある2台のP4のうちの1台で、4気筒の80だ。6気筒のローバー90と並んで展示されている。

シトロエンDSデカポタブル
Studio434には、DS21、DS21 EFi、DS23 Efiに加え、このDS21デカポタブルが展示されている。1966年にアンリ・シャプロン氏によって開発されたこのモデルは、珍しいDSのコンバーチブル仕様で、右ハンドル仕様で製作されたごく少数(おそらく5台程度)のうちの1台でもある。

ベントレーS3コンチネンタル
ベントレーS1、S2、S3は、ロールス・ロイス・シルバークラウドをベースにしたバッジエンジニアリングモデルであり、富裕層向けに、コーチビルダーのパークウォード社がクーペとコンバーチブルの「コンチネンタル」エディションを販売していた。こちらは、ごく少数のS3コンチネンタル・クーペのうちの1台で、クラシックなプッシュロッド式V8エンジンの6230ccバージョンを搭載している。1964年製だ。

ポルシェ356
コレクションには2台のポルシェ356があり、いずれも1.6Lエンジンで、右ハンドル仕様という珍しい特徴を持つ。この青い個体は、1958年のアールズ・コート・モーターショーでポルシェのブースを飾った356 Aである。ロジャー氏は、1962年式の赤いポルシェ356 Bも所有している。

ブリストル411
前述した412に加え、ロジャー氏は1954年式の403と、この1975年式の411シリーズIVも所有している。エイボン・セーフティ・ホイールを装着し、6556ccのクライスラー製V8エンジンを搭載している。これは、初期の411に搭載されていた6277ccのV8エンジンでは、ややパワー不足だったためだ。









































































