【詳細データテスト】トヨタGRヤリス 文句なく速い 俊敏ながら高い安定性 最高のドライバーズカー

公開 : 2021.03.13 20:25  更新 : 2021.04.18 22:34

購入と維持 ★★★★★★★★★★

ホットなコンパクトカーのプロポーションと、より大型で四輪駆動のメガハッチに匹敵するパワー・ウェイト・レシオを併せ持つGRヤリス。それだけに、価格がそのふたつの中間に位置するのは当然のことだといえる。

もっともベーシックな仕様は2万9995ポンド(約420万円)、コンビニエンスパックが3万2175ポンド(約450万円)、サーキットパックでは3万3495ポンド(約469万円)となる。

フォードやミニの競合モデルに比べ、GRヤリスの残価予想はかなりいい。もっとも、雲泥の差とまでの開きはないのだが。
フォードミニの競合モデルに比べ、GRヤリスの残価予想はかなりいい。もっとも、雲泥の差とまでの開きはないのだが。

ふたつのパッケージは個別のグレードのような扱いで、同時選択はできないが、このクルマを買おうというユーザーなら、サーキットパック支持者が多くを占めることだろう。その選択が済めば、あと考えるべき項目はボディカラー程度しかない。

4WDシステムとハイチューンのエンジンを組み合わせているので、Bセグメントの一般的なホットハッチより燃費で劣るのは致し方ないところだ。テスト中の平均燃費は9.6km/L、ツーリング時でも13.9km/Lだった。

先代にあたるヴィッツGRMNと異なり、GRヤリスは限定生産車ではない。トヨタは本来、投入を計画していた2021年シーズンのラリーカーのために、FIAのホモロゲーションをクリアする2万5000台の販売を目論んでいた。しかし、需要があれば、それ以上の生産に応じるつもりはあったようだ。われわれとしては、このクルマの生産を打ち切るべき理由などどこにも見つけられない。

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