ルノー・オーストラル 詳細データテスト 上質なパワートレイン 広く質感の高い室内 4WSは要改善

公開 : 2023.07.29 20:25

使い勝手 ★★★★★★★★★☆

インフォテインメント

Google Android Automotiveをベースとした、ルノーの最新世代マルチメディアシステムは、すでにメガーヌで体験済みで、そちらの作動ぶりは上々だった。オーストラルでより大きな12.0インチ画面を用いたことは、利点しかない。さまざまなショートカットやウィジェットを配置するスペースが広がったのだから。

Googleベースなので、ナビゲーションはGoogleマップを使うのだが、これがみごと。自分のGoogleアカウントで簡単にログインできて、アドレス帳や、最近の検索履歴などを反映することもできる。

Googleベースのマルチメディアシステムは、12.0インチ画面を用いたことで、ショートカットやウィジェットを配置するスペースが広がり、使い勝手が高まっている。
Googleベースのマルチメディアシステムは、12.0インチ画面を用いたことで、ショートカットやウィジェットを配置するスペースが広がり、使い勝手が高まっている。    MAX EDLESTON

Appストアを通じて、サードパーティーのサービスを追加することも可能。Wazeのナビゲーションも使用できる。Apple CarPlayとAndroid Autoはワイヤレス接続式で、車載インターフェイスとの連携もじつによくできている。

ルノーといえば、ステアリングホイール裏のメディア操作用レバー。すっかりおなじみとなったこのアイテムは相変わらず健在だ。ただし、音量とチューニングは、センターコンソールに実体スイッチを用意してくれればもっと使いやすくなると思う。

燈火類

英国導入モデルは上級グレードのみなので、エントリーモデルでもマトリックスLEDヘッドライトが標準装備される。

ステアリングとペダル

英国導入モデルは2ペダルのみなので、広いフットウェルに余裕をもって配置されている。ルノーの常で、ブレーキペダルの踏面はスロットルペダルより高めなので、ブレーキング時には足をやや引き上げることになる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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