BMW M5 詳細データテスト 電動化を生かした加速性能 調整範囲の広い走り 最大のネックは重さ

公開 : 2025.03.08 20:25

購入と維持 ★★★★★★★☆☆☆

M5の値付けは、同等装備のポルシェパナメーラ・ターボE-ハイブリッドより低く、メルセデスAMG GT63S Eパフォーマンス 4ドア・クーペよりはかなり下だ。

11万1350ポンド(約2138万円)という出発点は、おそらく現在のMモデルとしては適正。だが、ポルシェほどリセールバリューが高くないので、結果としてやや高くついてしまう。

荷室の奥行きは1130~1970mm、幅は800~1350mm、高さは440~500mm。前後方向は後席を倒さなくても十分あるが、横方向はホイールアーチの制約を受ける。
荷室の奥行きは1130~1970mm、幅は800~1350mm、高さは440~500mm。前後方向は後席を倒さなくても十分あるが、横方向はホイールアーチの制約を受ける。    MAX EDLESTON

プラス材料はハイブリッドであること。PHEVなので、税制面で有利になる。また、M5を購入するようなユーザーは気にしないかもしれないが、EV航続距離もまずまず。20kmに満たないライバルもある中、今回のテストでは平均56km程度だった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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