2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高のEV 10選 乗って楽しいゼロ・エミッション車
公開 : 2025.06.07 18:25
6. ロールス・ロイス・スペクター
デザイン:10点 インテリア:10点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:4点
長所:最高級の洗練性 滑らかな乗り心地 おなじみのインテリアとEVテクノロジーの融合
短所:実航続距離は400km未満 低速走行は完璧とは言えない 当然ながら非常に高価
最大の特徴:高級感
20世紀初頭、チャールズ・ロールズ氏は高級車への電気モーターの採用に注目していたが、共同設立した自動車メーカーがそのビジョンを実現するには120年の歳月を要した。

「ドライブの選択は、コラムシフトで簡単かつ優雅に行える。回生ブレーキのパドルやスポーツモードはない」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長
しかし、今、高級感の点でどのEVがトップに立っているかについては議論の余地はないだろう。
ロールス・ロイス・スペクターは、英国、南アフリカ、北米でAUTOCAR英国編集部を驚かせた。
編集部は特に、巨大な23インチのアルミホイールを装着していてもなお外界とは切り離された乗り心地とクッション性の高いボディコントロール、滑らかな「ワンペダル」ドライブ、他に類を見ない静粛性、そして予想外に満足感のあるステアリングとハンドリングを称賛した。
メルセデス・ベンツEQSは、静粛性とゴージャスな車内空間においてかなり高い水準にあるが、豪華さと究極の特別感に関しては、ロールス・ロイスは依然として群を抜いている。
7. テスラ・モデル3
デザイン:7点 インテリア:7点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8 コスト:8点
長所:優れた性能 優れた航続距離 インテリアの品質が大幅に改善された
短所:不安定な乗り心地 苛立たしい車載機能 オートパイロットの改良が必要
最大の特徴:航続距離と価格
モデル3は、米国のテスラにとって非常に重要な存在であり、欧州市場でも同ブランドの躍進を牽引している。

「最も安価な仕様でも、競争力のあるセダンの実用性、印象的なパフォーマンス、そして妥当なハンドリング・ダイナミクスを融合し、優れたオールラウンダーとなっている」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長
優れたオールラウンダーであるこのコンパクトセダンは、2024年に大幅改良を受け、デザインのリフレッシュに加え、インテリアと車載システムもアップデートされた。
モデル3の最大の魅力は、鋭敏でダイレクトなステアリングで、ほとんどの運転状況で楽しく、没頭できる。0-97km/h加速は4.4秒と俊足で、同価格帯のEVではこれに匹敵するものは少ない。
従来のモデル3の弱点は洗練性と乗り心地だったが、改良により若干改善されている。まだ快適性は十分とは言えないが、以前よりもはるかに静かになった。
航続距離も延長された。改良前のエントリーグレードは約410kmだったが、最新型は約553kmを走行できる。また、ロングレンジバージョンは629kmと、一部のライバル車を大きく上回っている。
英国価格はおよそ4万ポンド(約770万円)からで、市場競争力は高い方だ。



























