「平凡車」の祭典? 地味だけど珍しいクルマも登場 英国の奇妙な自動車イベント

公開 : 2025.08.02 18:25

ホンダCR-Xデルソル

鮮やかな緑色の塗装も素晴らしいが、このホンダCR-Xデルソルの最大の見どころは、独創的で高度な技術を用いた『トランストップ』ルーフだ。

通常のコンバーチブルは後方に折りたたむが、トランストップ機構はボタンを押すだけでタルガトップをトランク内に収納できる。

ホンダCR-Xデルソル
ホンダCR-Xデルソル

マトラ・ムレーナ

フェスティバル・オブ・ジ・アンエクセプショナル以外で、マトラ・ムレーナを見ることができる場所は、おそらくないだろう。

1980年から1983年に販売された、後輪駆動、ミドシップエンジン搭載のフランス製スポーツカーで、最高速度180km/h)、0-97km/h加速は12秒以下と、優れた性能を誇った。ちなみに、3人掛けシートも用意されていた。

マトラ・ムレーナ
マトラ・ムレーナ

メルセデス・ベンツAクラス

AUTOCARの長年の読者なら、このメルセデス・ベンツAクラスを覚えているかもしれない。英国で最も古い個体とされ、1990年代後半に、ロードテスト(公道試乗)チームのアンドリュー・フランケル元編集者が広報車から購入したものだ。

メルセデス・ベンツAクラス
メルセデス・ベンツAクラス

ミニ9Xプロトタイプ

英国自動車博物館(ブリティッシュ・モーター・ミュージアム)の所蔵車の中から、このミニ9Xプロトタイプを含む数台が展示されていた。

ミニの後継車として設計された9Xは、箱型のデザインと、当時のミニのエンジンよりも40%軽量とされる950ccのエンジンが搭載されていた。

ミニ9Xプロトタイプ
ミニ9Xプロトタイプ

プジョー405

プジョー405 は、今日の英国の道路ではほとんど見かけることがない。その上にプジョー製のタンデム自転車が搭載された405は、なおさらに珍しい。

プジョー405
プジョー405

プジョー・ホガー・ピックアップ

目を疑うような光景だが、これは本当にプジョーのピックアップトラックだ。

206と207の部品を基に開発されたホガーは、クーペ型ユーティリティ車両と説明されている。

プジョー・ホガー・ピックアップ
プジョー・ホガー・ピックアップ

2010年から2014年まで南米市場で販売された。

セアト・マルベーリャ・ファン

フィアット・パンダをベースにした、スペインのセアトによるマルベーリャ・ファン。この個体は、英国で残る3台のうちの1台だと言われている。

セアト・マルベーリャ・ファン
セアト・マルベーリャ・ファン

スコダ・フェリシア・ファン

ピックアップトラックの派手さでは、このスコダ・フェリシア・ファンに敵うものはない。この個体は走行距離30万kmに達している。

スコダ・フェリシア・ファン
スコダ・フェリシア・ファン

フォルクスワーゲン・ポロG40

最近では、ポロG40をあまり見かけなくなった。ごく普通というよりもむしろ非常に珍しいクルマなので、ここで取り上げないわけにはいかなかった。

2代目ポロに1.3Lのスーパーチャージャー付きエンジンを搭載した高性能モデルで、当時としてはかなり速く、フォードフィエスタXR2iやプジョー205 GTiなどのホットハッチとも容易に張り合うことができた。

フォルクスワーゲン・ポロG40
フォルクスワーゲン・ポロG40

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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