今こそ注目したい黄金期 1990年代前半の名車 47選(前編) 先進的で美しいアイコンたち

公開 : 2025.12.03 11:25

シトロエンZX(1990-1998年)

特殊な展示会に登場する以外、忘れ去られてしまう危険性のあるクルマだ。しかし、当時のシトロエンにとっては必要なクルマだった。運転しやすく実用的で快適。特にボルケーノ仕様は高出力のディーゼルエンジンを搭載するという、当時としては非常に珍しいバージョンだった。

シトロエンZX(1990-1998年)
シトロエンZX(1990-1998年)

ランボルギーニディアブロ(1990-2001年)

1990年代のスーパーカーの王者と言える1台。圧倒的なパワー、荒々しいハンドリング特性、そして派手な外観が、ディアブロを時代の象徴として際立たせている。このV12モンスターは生産期間中に数多くのバリエーションを生み、1999年のフェイスリフトではリトラクタブルヘッドライトが廃止された。現在、その価値は非常に高騰している。

ランボルギーニ・ディアブロ(1990-2001年)
ランボルギーニ・ディアブロ(1990-2001年)

ベントレー・コンチネンタルR(1991-2003年)

1980年代にはターボチャージャー搭載のベントレーも存在したが、それらは4ドアでロールス・ロイス風の外観だった。コンチネンタルRはV8ターボの力強さと豪邸のようなラグジュアリーを融合させ、高額ながら驚異的な加速性能を発揮した。しかも2ドア・クーペだ。十分なスペースさえあれば、この巨体をスポーツカーのように軽快に操ることも可能だ。

ベントレー・コンチネンタルR(1991-2003年)
ベントレー・コンチネンタルR(1991-2003年)

三菱ショーグン(2代目)(1991-1999年)

ショーグン(日本名:パジェロ)は今も昔も、古臭くて時代遅れなオフローダーではない。当時のオフローダーは、どれも同じように頑丈な設計だった。別体のシャシーとボディ、大型の4気筒エンジンを備えており、非常にクールで、造りの良さを証明するように数多く現存している。

三菱ショーグン(2代目)(1991-1999年)
三菱ショーグン(2代目)(1991-1999年)

フォード・エスコートRS2000(1991-1996年)

標準の5代目エスコートとは違い、この高性能バージョンは駄作ではなく、力強い2.0L 16バルブエンジン、安定したグリップ、反応の良いシャシーを備えている。中古車価格はコッシー(コスワース版)ほど高値には達していないが、フォードの高性能モデルはどれも良い投資だ。そのためRS2000は、一般的なホットハッチ群とは一線を画す、賢明な選択肢と言える。

フォード・エスコートRS2000(1991-1996年)
フォード・エスコートRS2000(1991-1996年)

プジョー106(1991-2003年)

軽くて速いプジョーの往年の名車は、かなり人気が高まっている。現代のクルマと比べて、純粋で楽しいドライビング・エクスペリエンスを提供してくれる。プジョー106は約300万台生産されたが、今最も注目を集めているのは「余計な装備は減らし、スリルを増やした」ラリー仕様だ。1.3Lエンジンから100psを生み出す。残念ながら、今では入手が難しくなっている。

プジョー106(1991-2003年)
プジョー106(1991-2003年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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