アメリカンな大排気量V8、スバルが誇るボクサーなど 市販車に搭載された最高峰のエンジン 50選(中編)
公開 : 2026.02.28 11:25
ホンダ Bシリーズ(1988年)
ホンダは、優れた燃費と信頼性を誇る高回転型エンジンを数多く生み出してきた。中でもBシリーズは、ホンダのVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)を世に知らしめた名機である。すべてのBシリーズエンジンにVTECが搭載されたわけではなく、またKシリーズやRシリーズなどにも採用されているが、Bシリーズこそが歴史の転換点と言える。

スバル 水平対向4気筒(1988年)
スバルが最初の水平対向4気筒エンジンを開発したのは1966年だ。このEA型エンジンは1994年まで生産されたが、1988年には16バルブのEJ型が登場している。EJ型はインプレッサ特有の鼓動感で知られている。高出力でチューニングしやすく、信頼性が高く、低重心という特長を持ち、モータースポーツでも活躍している。

日産 SR20DET(1989年)
日産も長年にわたり、高度にチューニングされたターボチャージャー付きエンジンを数多く生産してきた。ただ単に排気量を増やせばいいというわけではないのだ。典型的なものとして、1.0Lあたり約100psを発生するツインカムのSR20DETエンジンが有名で、1989年にブルーバードに初めて搭載されたが、世界的にはサニー(パスサー)GTi-Rやシルビア/180SX/200SXのエンジンとしてよく知られている。

日産 RB26(1989年)
日産は1985年に2.0L直列6気筒のRBシリーズを発表し、3.0LのRB30は2004年まで生産が続いた。多くの人が、R32 GT-Rに搭載された2.6L RB26がベストアンサーだと考えている。2基のターボチャージャー、1気筒当たり4バルブ、6つのスロットルボディを備えたこのエンジンは、公式には最高出力280psとされた。チューニングによってその2倍以上の出力を引き出すことも可能だ。

トヨタ 2JZ-GTE(1991年)
日本の自動車メーカーはエンジンに紛らわしい名称をつけがちだが、DOHC直列6気筒にシーケンシャルターボを搭載し、最高出力700ps、チューニング次第で1000psを超えるエンジンとなれば、そんなことは問題ではない。トヨタ・スープラA80の日本仕様では280psを発生するが、3.0L 2JZ-GTEエンジンにとってはまだまだ序の口といったところだろうか。

マクラーレンF1(1992年)
マクラーレンF1の魅力はエンジンだけではないが、BMW製の6.1L V12エンジンは特に際立っていた。マクラーレンは当初、F1エンジンサプライヤーであるホンダに協力を打診し、550psのエンジンを要求した。しかし、ホンダがこれを断ったため、マクラーレンは代わりにBMWに依頼した。その結果、要求より77psも高い素晴らしいエンジンが生まれた。

































