アメリカンな大排気量V8、スバルが誇るボクサーなど 市販車に搭載された最高峰のエンジン 50選(中編)
公開 : 2026.02.28 11:25
アルファ・ロメオ・ブッソV6(1979年)
エンジンルームが鑑賞に値する時代に設計された、魅力的なアルファ・ロメオのV6エンジン。ジュゼッペ・ブッソ(1913〜2006年)によって設計され、147、156、スパイダー、75、SZ(写真)など、数多くのモデルに搭載された。鏡のように磨き上げられたインテークマニホールドと甘美なサウンドトラックは、レッドゾーンへ駆け上がるたびにドライバーを魅了する。アルファ・ロメオの製造品質の問題を許せるほどだ。生産は2005年まで続き、その時点で排気量は2Lから3.2Lまで変化していた。

PSA XUD(1982年)
プジョーとメルセデス・ベンツは1936年、わずか数週間の差で「世界初」のディーゼル乗用車を発表した。このことからも分かるように、プジョーは優れた圧縮着火式エンジンの生産技術を有していた。1982年に登場したXUDエンジンは20年近く生産され、1.8L、1.9L、2.1Lのバリエーションが存在する。プジョー205、タルボ・ホライゾン、ラーダ・ニーヴァ、FSOポロネーズといった多様なモデルに加え、プジョー405/406やシトロエン・エグザンティアにも採用された。

トヨタ 4A-GE(1983年)
トヨタは長年にわたり数々の名機を生み出してきた。ここでは、初代MR2やAE86カローラに搭載された4A-GEを紹介しよう。ツインカムの4A-GEエンジンは排気量わずか1.6Lで、自然吸気仕様では約120psを発生する。軽量かつコンパクトで、イキイキとした走りを見せてくれる。

フォード/コスワース YB(1986年)
フォード初のベルト駆動式オーバーヘッドカムシャフトエンジンが、ピントだ。1970年に3代目コルティナとタウヌスでデビューしたピントエンジンは、コスワースによってターボチャージャー付き多気筒ダブルオーバーヘッドカムのモンスターへと進化。シエラRSコスワースや後のエスコートRSコスワース (写真)に搭載された。市販車では204psと比較的おとなしいが、レース仕様ではこの2.0Lユニットから600psを超える出力が引き出された。

三菱 4G63(1987年)
三菱ランサーエボリューションは、ラリーステージではまさにスーパーウェポンで、郊外のワインディングロードでもかなり優秀だ。その驚異的な性能は、四輪駆動、電子制御装置、そして約300psを発生するターボチャージャー付きツインカム2.0L直列4気筒エンジンによるものである。シリウスという名称で知られるこのエンジンは、最終モデルであるエボX(独自のパワートレインを搭載)を除くすべてのランエボに搭載された。

































