ロードスターのような振る舞いは不可能 マツダ6e タクミプラス(2) 走る歓びをもう少し感じたい 1充電480km走れる優れた電費 

公開 : 2026.07.10 18:10

競争を楽に運べる明らかな強みが欲しい

パートナー企業のサルーン、ディーパルSL03をベースに、デザイン的には巧妙にマツダらしい雰囲気の創出へ成功したといえる6e。しかし、生来の癖を完全に修正することは、簡単ではなかったようだ。

高速域での快適性は悪くなく、電費も良好。スタイリッシュなボディや、上質なレザーを用いたキャビンなど、好ましい部分は少なくない。しかし、有能なライバルがひしめく中で、競争を楽に運べる明らかな強みまでは備わらないように感じた。

マツダ6e タクミプラス(英国仕様)
マツダ6e タクミプラス(英国仕様)

◯:スタイリッシュなボディ 上質な素材の内装 優れた電費 低くない快適性
△:特徴の弱い車内デザインとタッチモニターシステム マツダらしくない走行感 もう少し高めたい価格価値

マツダ6e タクミプラス(英国仕様)のスペック

英国価格:3万9995ポンド(約840万円)
全長:4921mm
全幅:1890mm
全高:1491mm
最高速度:175km/h
0-100km/h加速:7.3秒
航続距離:560km
電費:5.9km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:2090kg
パワートレイン:永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:78.0kWh
急速充電能力:200kW(DC)
最高出力:258ps
最大トルク:29.3kg-m
ギアボックス:1速リダクション/後輪駆動

マツダ6e タクミプラス(英国仕様)
マツダ6e タクミプラス(英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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