2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高の小型車 10選 スタイリッシュで気楽な都市生活の相棒
公開 : 2025.07.06 18:25
4. フォルクスワーゲン・ポロ
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:8点
長所:妥協のない有能さ 兄貴分のゴルフに匹敵するスペック 確かなブランド認知度
短所:全体的に華やかさに欠ける エントリーモデルはベーシックすぎる サイズがゴルフと非常に近い
最大の特徴:オールラウンドな能力
総合的な能力と上質さを基準とするなら、フォルクスワーゲン・ポロは「小型車の真髄」として確固たる地位を築いていると言える。

「標準装備のデジタルインストゥルメントクラスターはとても見やすく、画面はスペースを有効活用しており、各メニュー画面のレイアウトも適切に設定できる」
――ジョナサン・ブライス、ソーシャルメディア担当エグゼクティブ
英国市場での人気も高い。ポロが長く愛される理由は、総合的な能力にある。価格、パッケージング、パフォーマンス、そして質感のバランスが取れているのだ。
洗練されたハンドリングに加え、大人4、5人がゆったりと乗れる十分な車内空間と、実用的なサイズのトランクも備わっている。
確かに、最も安価なモデルでは、質素でパワー不足に感じるし、最も高価なモデルはゴルフの領域に入っているが、自分にとってちょうどいいモデルが見つかれば、ポロを選んでよかったと思えるだろう。
5. ミニ・クーパーE
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:8点
長所:大部分のクルマよりもまだ小さい 車内はそれほど狭くない 航続距離は以前よりも延長され実用的に
短所:重さを感じる 低速走行時の乗り心地が硬め 5ドアであればさらに魅力が増す
最大の特徴:ゼロ・エミッションの都市生活
2024年に登場したエンジン搭載の新型ミニ・クーパーは、事実上、前モデルを大幅に改良したビッグマイナーチェンジとなっているが、EVモデルはまったく新しいもので、独自のプラットフォームを採用し、外観こそ似ているものの、ボディは専用設計されている。

「EまたはSEのどちらを選んでも、クーパーのモーターは十分なパワーとレスポンスを発揮する」
――フェリックス・ペイジ、副編集長
ルノー5よりもサイズが小さく、バッテリーも小ぶりだが、航続距離はフランスのライバル車とそれほど変わらない。
EV は3ドアのみで、後部座席の2人の乗員にはまだ少し狭いが、前世代のミニ・エレクトリックよりもわずかに広くなっている。ただし、そのスポーティなキャラクターは、前モデルに比べて1、2 段階ほど失われている印象がある。
運転視界はミニらしさを維持しており、太く直立したAピラーがレターボックスのような世界を作り出す。一方、布で覆われたミニマルなダッシュボードと、中華鍋のような円形のインフォテインメント・タッチスクリーンは、好みが分かれるところだ。
ミニのファンなら、この新しいEVをきっと気に入るだろう。これまでミニを敬遠していた人も、FOMO(Fear of Missing Out、取り残されるかもしれないという不安)に陥る前に、一度試乗してみてはいかがだろうか。

















































