ポルシェケイマン(2005~2012年)

価格:7500~3万ポンド(約150~600万円)
987世代のケイマンは、多くのエンスージァストの憧れの的となっている。それも当然だろう。水平対向6気筒エンジンが合理的な位置に搭載された現代的なポルシェのクーペであり、同世代の911では到底できない自由なドライビングを楽しめるのだ。

精密な6速マニュアル・トランスミッションは、適度な重みのあるペダルと相まって、アナログな運転体験の喜びをもたらす。確かに、オートマティックのPDKは電光石火のシフトスピードで車両性能を最大限に引き出せるが、ステアリングホイール上の扱いにくい小さなシフトボタンに対処しなければならないというデメリットもある。

ポルシェ・ケイマン(2005~2012年)
ポルシェ・ケイマン(2005~2012年)

325psの3.4LのSモデルが最初に登場したが、すぐに245psの2.7Lのベースモデルも追加された。コストパフォーマンスの観点から、AUTOCAR英国編集部が推奨するのは前者だ。

コスパの話をしたが、ケイマンを低コストで維持できるということではない。2年ごとの点検で十分とする意見もあるが、専門家は毎年点検を受けることを推奨している。

ホンダ・インテグラ・タイプR(2001~2006年)

価格:7500~2万5000ポンド(約150~500万円)
DC5は先代ほど運転の楽しさはないが、魅力的な外観はそれを補って余りある。K20A直列4気筒エンジンも素晴らしいく、8500rpmまで回り、スズメバチの羽音のような力強いサウンドを立てる。

2DINサイズのオーディオユニットのスペースがあるため、アップル・カープレイを導入して現代化することもできる。日常の運転を楽しくしてくれるだろう。

ホンダ・インテグラ・タイプR(2001~2006年)
ホンダ・インテグラ・タイプR(2001~2006年)

フォードフィエスタST(2008~2017年)

価格:4000~1万ポンド(約80~200万円)
フォードのスポーツモデルは、これまで何世代にもわたってクルマ好きを喜ばせてきた。そして今、6代目フィエスタは、この種のクルマの中で最もコストパフォーマンスに優れた1台と言えるだろう。

181psまたは200psを発生する、パワフルな1.6Lターボ4気筒エンジンを搭載し、軽快な走りを見せてくれる。ステアリングはほぼテレパシーレベルでダイレクトに反応し、シャシーのバランスは抜群で、6速マニュアルのシフトフィールも模範的だ。

フォード・フィエスタST(2008~2017年)
フォード・フィエスタST(2008~2017年)

留意すべき重要な点は、中古車市場には何らかの改造が施された数多く出回っており、そのクオリティはまちまちだということだ。シフトチェンジ時に異音や振動がないかどうか確認することも重要だ。これはシンクロリングの摩耗が原因で、デュアルマスフライホイールからシングルマスへの交換が引き金となる場合がある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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