ジャガーXK(2005~2014年)

価格:5000~3万ポンド(約100~600万円)
アルミモノコック、木目パネルとレザーを纏った英国製V8クーペだ。イアン・カラム設計による傑作で、ゴルフクラブの駐車場での役目を終え、今や手の届きやすい領域へ足を踏み入れつつある。

フェイスリフト前のモデルは先代XK8と同じ304psの4.2L V8を搭載していたが、フェイスリフト後は385psの5.0Lユニットにパワーアップした。両モデルにはスーパーチャージャー搭載のRバージョンが存在し、それぞれ420psと510psを発生。その轟音は圧巻だ。さらにXKR-Sは出力を550psまで引き上げた。

ジャガーXK(2005~2014年)
ジャガーXK(2005~2014年)

フェイスリフト後のモデルは、滑らかで回転域の広い新型エンジンが魅力的だ。何よりXKは日常使いにもかなり優秀だ。後部座席は確かに狭いが、前席なら高身長の人でも快適に座れる。総合的に見て、燃費もまずまずだ。

マツダMX-5(2005~2015年)

価格:1500~1万ポンド(約30~200万円)

歴史的に見れば、このNC型のMX-5(日本名:ロードスター)は他の世代と比べて評価が低かった。初代や2代目ほどの魅力的な印象を与えることができず、むしろ少し洗練されすぎている感さえあった。しかし、世の中の評価は変わるもので、以前の世代よりも耐久性に優れるというメリットもあり、NC型は賢明な選択となりつつある。

マツダMX-5(2005~2015年)
マツダMX-5(2005~2015年)

英国では、エンジンは127psの1.8Lか、160psの2.0Lの2種類から選べる。後者は便利なことに、リミテッドスリップデフと6速マニュアルが装備されている。2.0Lは少し高価だが、選ぶ価値はあるだろう。

ステアリングは正確で反応が良く、シャシーは滑らか、乗り心地は快適、エンジンは頑丈、フロントデザインは笑顔を思わせる。心配する点もほとんどない。

ルノーメガーヌRS(2004~2009年)

価格:4000~1万ポンド(約80~200万円)

ルノーの高性能車部門はホットハッチのネーミング戦略を最後までうまく確立できなかったようだが、2代目メガーヌに関しては問題ない。特徴的なリアエンドを見れば一目でわかるからだ。

ルノー・メガーヌRS(2004~2009年)
ルノー・メガーヌRS(2004~2009年)

RSは発売当初、賛否両論の評価を受けたが、ルノーは160台限定生産のトロフィーでステアリングを改良した。トロフィーはプレミア価格がついているため、あまり推奨できない。選ぶべきはカップモデルだ。ほぼ同じ内容の改良が施されているにも関わらず生産台数制限がなく、結果的に現在では安価だからだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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