シトロエンC6(2005~2012年)

価格:3000~1万ポンド(約60~200万円)
旧来のシトロエンらしさとスタイリッシュな内装、現代的なパワートレインが融合した、BMW 7シリーズとは一線を画す斬新な1台だ。

英国では7年間販売されたにもかかわらず、C6の登録台数は1000台に満たなかった。しかし、購入を決断した人たちは、自動調整式ハイドロニューマチックサスペンションによる極上の乗り心地を享受できた。

シトロエンC6(2005~2012年)
シトロエンC6(2005~2012年)

ジャガー製のV6 HDiエンジン搭載モデルがおすすめだ。幸か不幸か、V6ガソリンや4気筒ディーゼルモデルはほとんど見つからない。

レンジローバー(2001~2012年)

価格:2000~1万ポンド(約40~200万円)
レンジローバーのL322世代は価格が手頃で、街乗りでも、家族の足としても、あるいは農作業用としても活躍する。

新車時は高価だったが、その価格に見合うだけの性能は確かに備えていた。発売当初から285psのBMW製4.4L V8ガソリンと176psの3.0Lディーゼルを搭載。2009年にはスーパーチャージャー付き5.0L V8が追加され、0-97km/h加速6.0秒という性能を実現した。燃費は二の次である。

レンジローバー(2001~2012年)
レンジローバー(2001~2012年)

今日でもL322の魅力は衰えていない。メルセデス・ベンツSクラス並みの乗り心地、抜群の運転視界、卓越したオフロード性能は健在だ。さらにメーカーが物理的な操作スイッチを減らす傾向にある中、高級感あふれるインテリアの魅力は年々増している。

アルピーヌA110(2017~現在)

価格:3万5000~6万ポンド(約700~1200万円)
まだ新車で購入できるクルマだが、意外にもここで紹介することになった。しかし、A110は紛れもなく、将来クラシックカーとして地位を確立できるだけの素質を備えている。

AUTOCAR英国編集部は全バリエーションを高く評価しており、ライバル車との比較テストでも予想以上の好成績を収めた。こうした評価に加え、日常的な実用性、概ね良好な信頼性、少ない生産台数などが相まって中古車価格は堅調だ。とはいえ、手が届かないほど高価というわけではない。

アルピーヌA110(2017~現在)
アルピーヌA110(2017~現在)

オーナーからの故障報告はまだ多くないが、年式を考えればそれも当然のことだろう。

ただし、アルピーヌの販売店ネットワークは広くないこと、タッチスクリーン式インフォテインメント・システムが扱いづらいことは留意すべき弱点だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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