今こそ注目したい黄金期 1990年代前半の名車 47選(中編) 評価され続ける至高の逸品
公開 : 2025.12.03 11:45
スバルSVX(1992-1996年)
90年代初頭、日本製スーパーカーの波が自動車業界を揺るがした。スバルが送り出したのは、この風変わりなグランドツアラーだ。未来的なスタイリングと数々の新技術に加え、SVX(日本名:アルシオーネSVX)は魅力的なターボチャージャー付き水平対向6気筒エンジン、低重心、四輪駆動を備えている。快適で安定性が高く、今なお非常にインテリジェントなクルマと言える。

ホンダCR-X(1992-1998年)
1980年代の初代CRXは可愛らしく活気ある2人乗りスポーツハッチバックとして広く愛されたが、タルガトップモデルへの変貌には当初、誰もが冷めた反応を示した。重量増によってスポーツカーとは言いづらくなったものの、ヘアスタイルを乱す遊び心ある存在として見れば、そのコンパクトな電動ルーフと時代を象徴する曲線美は大成功だったと言える。

プジョー306(GTi-6/ラリー仕様及び標準仕様)(1993-2002年)
306が登場した頃、プジョーは運転の楽しさを重要視していた。欧州でカルト的人気を誇るフォード・フォーカスに先んじて現れ、楽しい小型ハッチバックの基準を打ち立てた。ステーションワゴンやセダンも同様だが、英国では特にハッチバックが好調だった。
心地よい操舵感と軽快な乗り心地で、運転する楽しさを堪能できた。そしてもちろん、高性能バージョンも存在する。当時、プジョーほど巧みに高性能ファミリーカーを作り上げるメーカーは他にいなかった。GTi-6やラリーは、史上最高のFF車の1つである。今でも「最高のホットハッチ」として名を挙げられることが多いが、まさにその称号にふさわしい存在だ。

トヨタ・スープラ(1993-2002年)
325psのツインターボを搭載した欧州仕様の4代目スープラは、英国では500台以下しか販売されなかった。そのため、現存車両は極めて希少で、多くは改造によって原型を留めておらず、事故で廃車になったものも少なくない。英国でスープラを手に入れるなら、出力の低い日本仕様の輸入車を探すのが現実的だろう。とはいえ、それでも決して安くはない。

ローバー600(1993-1999年)
ローバー史上最高のクルマの1つ。実質的にホンダ・アコードの高級版とも言えるが、それは必ずしも悪いことではない。木目調の内装で高級感があり、鋭いハンドリングを備え、今日でもその美しさは健在だ。急速に姿を消しつつあるのが残念である。以前のローバーより信頼性も高かった。620tiモデル(写真)は速く、600は今でも格安で手に入る。























