今こそ注目したい黄金期 1990年代前半の名車 47選(中編) 評価され続ける至高の逸品
公開 : 2025.12.03 11:45
TVRキミーラ(1992-2003年)
1992年登場のキミーラは、TVRを一般大衆に定着させたクルマだ。以前のグリフィスよりも長く、低く実用的で、グランドツアラーとしての性格が強かった。使い勝手の良さと美しい外観、ローバー製の4.0L V8エンジン、そして手頃な価格により、英国の人々に愛された。一方、その荒々しいハンドリングは、ポルシェ・ボクスターのような洗練されたスポーツカーとは完全に対照的で、愛好家から高い評価を得た。
合計で5000台以上が生産され、そのうち驚くほど多くの台数、少なくとも2200台が現在も残っている。後に大型エンジンも登場したが、AUTOCAR英国編集部はオリジナルの4.0Lエンジン搭載車を選ぶだろう。手入れが行き届き、改造されていない状態の車両は、今後ますます価値が高くなるだろう。

ポルシェ968(1992-1995年)
944で一定の成功を収めたポルシェは、部品の80%を更新し、長距離走行に適したドライビングカー、968を生み出した。しかし、残念ながら968は短命に終わった。もっとポルシェらしいとされるボクスターのために、生産ラインを空ける必要があったのだ。サーキット向けのクラブスポーツ仕様はアイコニック的な存在だ。

ボルボ850(1992-1997年)
850は、新開発のプラットフォームを採用し、前輪駆動方式と横置き5気筒エンジンを搭載した画期的な1台だ。新技術を採用しながらも、ボルボの既存顧客に受け入れられやすい角張ったデザインを継承している。しかし、AUTOCAR英国編集部にとって特に印象的なのは、TWRが英国ツーリングカー選手権(BTCC)に850エステートを投入し、短期間ながらも目覚ましい活躍を見せたことだ。

フェラーリ456(1992-2003年)
フロントエンジンで4人乗りのフェラーリは、壁に貼るポスターには向かないかもしれないが、独特の魅力を備えていることは確かだ。ピニンファリーナが手掛けた美しいボディ、442psの5.5L V12エンジン、そして何よりリトラクタブル式ヘッドランプは印象的である。

シトロエン・エグザンティア(1992-2000年)
バランスの取れたプロポーションを持つエグザンティアは、1990年代のシトロエン愛好家にとって希望となる存在だった。素晴らしくも複雑なハイドロニューマチックサスペンションがついに実を結んだのだ。エグザンティアの知的な美しさは、多くの人々に小さな夢を与えた。今ではわずかな金額で手に入る。























