歴史に残したい1台は? 各自動車メーカーの歴代最高モデル(後編) UK編集部が捻出 ロータスからボルボまで

公開 : 2026.02.06 07:25

日産

スカイラインGT-R(R34)

特定の世代の自動車愛好家にとって象徴的なクルマであり、また『グランツーリスモ』をはじめとするさまざまなレースゲームのおかげで、あらゆる年齢層のファンにとって身近な存在となっている。これまでにない、計り知れないパフォーマンスを持つスポーツカーだ。

ゲームではソファに座ったまま運転できるが、現実世界ではそう簡単には扱えないとリチャード・レーン記者は警告する。「サーキットと公道の繋がりが極めて強かった当時の日産を象徴する存在だ。だからこそ真に運転しがいのあるドライバーズカーなのだ」

日産スカイラインGT-R(R34)
日産スカイラインGT-R(R34)

クリス・カルマー記者もR34について「2000年代初頭に育ったクルマ好きにとっては最高にクールな1台だった」と同意しつつ、パーフェクトを求めるなら青のボディに金色のホイールが必須だと主張する。とはいえ、試乗の機会があれば喜んで引き受ける。

プジョー

205

205は、最上位モデルのGTiが圧倒的に優れているため、標準モデルも同様に素晴らしいことを忘れがちだ。多くの人がGTiやXS、ラリー仕様を絶賛するが、控えめな205 1.4 GRや、さらに低価格な1.1ジュニアにも多くの魅力がある。いや、ターボチャージャーなしのディーゼルのGLDでさえ、移動手段としては申し分ない。

ジャック・ウォリック記者は205を「プジョーの運命と世間からのイメージを変えたモデル」と評している。サム・フィリップス記者も「どのバージョンも申し分ない」しつつ、GTiを「史上最高のドライバーズカーの1つ」と称賛せずにはいられなかった。40年前のハッチバックに対する、決して小さくない賛辞だ。

プジョー205
プジョー205

ポルシェ

911

ボクスターは親しみやすく、カイエンは実用的で、356は美しく、918はエンジニアリングの頂点に君臨している。しかし、ポルシェの中で最も「ポルシェらしい」のは? 答えはただ1つ。911だ。「最高のポルシェであるだけでなく、ポルシェをポルシェたらしめる存在」とジェームズ・アトウッド記者は語る。「あまりに有名だから、『ポルシェ』と言わなくても911が何のクルマかは誰もが知っている」

現在では、エントリーモデルのカレラから4S、T、GTS、ターボ、ターボS、S/T、GT3、GT3 RSまで、ざっと挙げるだけでもこれほど多くのバリエーションがある。さらに一部のモデルはクーペ、カブリオレ、タルガから選べる。詳しくない人が見ると少々混乱するかもしれない。しかし要するに、どれも優れており、極めて完成度が高いのだ。

ポルシェ911(GT3RS)
ポルシェ911(GT3RS)

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

各自動車メーカーの歴代最高モデルの前後関係

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