米国の廃車置き場で見つけた欧州車 62選(1) ルノーやオースチン、大西洋を渡ったクルマの余生【ジャンクヤード探訪記】

公開 : 2026.05.24 11:20

サーブ96(1969年)

96は、1961年から1973年にかけて米国で販売され、同国で初めて大量に売れたサーブ車だ。この1台は1969年製で、欧州フォードの1498cc V4エンジンを搭載している。スウェーデン国内では20年間にわたって50万台が生産された。こちらもL&Lクラシック・オートにて。

サーブ96(1969年)
サーブ96(1969年)

ルノー・ル・カー

ル・カーはフランス製ルノー5をベースに、AMCの1300店舗のディーラー網を通じて販売された。当時「フレンチ・ラビット」とよく呼ばれたこのクルマは、ホンダシビックフォルクスワーゲン・ゴルフ、その他の輸入サブコンパクト車から市場シェアを奪うはずだったが、大ヒットにはならなかった。この個体は、コロラド州ラ・ハラにあるアーネスト・オート・レッキング(Ernest Auto Wrecking)で発見した。

ルノー・ル・カー
ルノー・ル・カー

カプリMk1

1970年から1977年にかけて、フォードは欧州製のカプリを米国で50万台も販売した。欧州とは異なり、フォードのエンブレムは付けられず、単に『カプリ』としてブランド化され、リンカーン・マーキュリーのディーラーを通じて販売された。このような初代モデルは当初、1.6L 4気筒エンジンのみが設定されていた。しかし、1972年にV6エンジンが導入され、そのスポーティな外観に見合う性能が備わるようになった。これもアーネスト・オート・レッキングで見つけた1台だ。

(翻訳者注釈:この記事は「2」へ続きます。)

カプリ(初代)
カプリ(初代)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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