【詳細データテスト】シボレー・コルベット ミドシップ化で磨いた走り 高い実用性 唯一無二の存在感

公開 : 2022.07.02 20:25

使い勝手 ★★★★★★★★☆☆

インフォテインメント

英国仕様のインフォテインメントシステムに関して、グレードによる差はない。8.0インチのタッチ式画面、音声認識、14スピーカーのボーズ製オーディオ、ワイヤレスのスマートフォンミラーリング、ワイヤレス充電器が標準装備だ。

入力はすべてタッチ式で、別体の操作デバイスは用意されていない。しかし、画面はダッシュボードとセンターコンソールの境界部分にあり、身体を前屈みにしなくても、左手を伸ばせば楽に届く。

グレードによるインフォテインメントの差はない。際立った機能やグラフィックこそないものの、わかりやすくて使いやすい。ミラーリングのワイヤレス接続も安定していた。
グレードによるインフォテインメントの差はない。際立った機能やグラフィックこそないものの、わかりやすくて使いやすい。ミラーリングのワイヤレス接続も安定していた。    LUC LACEY

実体音量調整ノブがあり、操作性向上に寄与する。グラフィック的にそれほど意欲的なところはなく、ほかと比べてとくに機能が充実しているというわけではないが、わかりやすくて使いやすい。

ボーズのオーディオはパワフルで、再生のクオリティも良好。ちなみに、テスト中は常にAppleのスマートフォンを接続し、音楽ストリーミングを使い続けた。

燈火類

欧州仕様には、自動のレベリングとハイ/ロー切り替えが備わるLEDヘッドライトが標準装備。日が長くなったこともあり、テスト中にライトを試す機会はなかった。

ステアリングとペダル

フットウェルは深くて広く、脚が長く大足でも窮屈ではない。ペダルはやや右寄りにオフセットしている。ステアリングコラムの調整幅はまずまずだが、チルト角があともう少しあればいいのに、と思わされる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    役職:ロードテスト副編集長
    2017年よりAUTOCARでロードテストを担当。試乗するクルマは、少数生産のスポーツカーから大手メーカーの最新グローバル戦略車まで多岐にわたる。車両にテレメトリー機器を取り付け、各種性能値の測定も行う。フェラーリ296 GTBを運転してAUTOCARロードテストのラップタイムで最速記録を樹立したことが自慢。仕事以外では、8バルブのランチア・デルタ・インテグラーレ、初代フォード・フォーカスRS、初代ホンダ・インサイトなど、さまざまなクルマを所有してきた。これまで運転した中で最高のクルマは、ポルシェ911 R。扱いやすさと威圧感のなさに感服。
  • 撮影

    リュク・レーシー

    Luc Lacey

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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