8位:BMW – 12車種で8件のリコール

ミニと同様、BMWもグランツアラー、3シリーズ、M3、X1、X2、i3、i4について、シートベルト・リトラクターの部品に不具合があり、拘束機能が損なわれる可能性があるとしてリコールを発表した。

また、アクティブ・ツアラーではドアに不具合があり、側面衝突時にドアが不本意に開くおそれがあるとのことでリコール。EVでは、i3、i4、i7(写真)、iXの各車種で高電圧バッテリーに不具合があるとしてリコールしている。

8位:BMW
8位:BMW

7位:フォード – 7車種で10件のリコール

フォードは、フォーカスのアクスル強度に問題があるとしてリコール。クーガはシートベルトの保持力に問題があり、リコールとなった。マスタング・マッハE(写真)では、ガラスルーフとフロントガラスの装着に関して2件のリコールを実施した。

レンジャーは、ステアリングコラム、リアサイレンサー、リアディファレンシャル、フロントアクスルの不具合で4件のリコールが発生。エベレストもフロントアクスルの不具合でリコールとなった。

7位:フォード
7位:フォード

6位:シトロエン – 10車種で11件のリコール

DSオートモビルズと同様、シトロエンはベルランゴ、C3、C4カクタス、C4ピカソ、C5エアクロス(写真)において、排出ガスの問題でリコールせざるを得なくなった。また、電圧の不具合で3車種、リアブレーキの不具合で2車種がリコールとなった。

その他、リアサスペンションの不具合、燃料ホースの漏れ、ウォーターヒーターの不具合、ドライブシャフトの不具合などでリコールが発生している。

6位:シトロエン
6位:シトロエン

5位:オペル/ヴォグゾール – 10車種で12件のリコール

オペル(英国ではヴォグゾールとして販売)は、サイドドア部品の不具合、エアバッグの不適切な装着、運転席エアバッグの不具合という3点で、アストラをリコールすることになった。カスケーダ(写真)、メリーバ、ザフィーラも運転席エアバッグの不具合でリコールとなった。

また、ザフィーラはリアブレーキに欠陥がある可能性があり(ヴィヴァーロにも影響)、配線電圧の問題にも悩まされた。モッカはフロントガラスワイパーの不具合で、シンシグニアはトラックロッドの劣化でリコールとなった。

5位:オペル/ヴォグゾール
5位:オペル/ヴォグゾール

4位:トヨタ – 10車種で14件のリコール

アイゴX(写真)では3件のリコールが出され、そのうち2件はブレーキの不具合によるものだった。C-HRとヤリスはレーダーセンサーの不具合で、RAV4はシートベルト・リトラクターの不具合で、それぞれリコールとなった。

プロエースは燃料パイプの破損、ECUのキャリブレーション不良、ウィンドウデフォッガー不良の3点でリコールとなった。ハイランダー、タンドラ、カムリでもリコールが発生した。

4位:トヨタ
4位:トヨタ

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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