9:プジョー – 12車種11件のリコール

エキスパートおよびトラベラーは、事故時に動く可能性があるシートの固定不良や、リアサスペンション・スプリングの不適切な取り付けなど、複数の問題によりリコールとなった。一方、リフターはフロントブレーキディスクの不具合が問題となった。

5008と3008はフロントサブフレームの腐食が問題となりリコールとなったが、一方で、DV5R E6.3ディーゼルエンジンを搭載した208(写真)、2008、301、308、3008、5008(2022年)の一部に有害なNOx排出が見つかった。その他にも、208、508、3008、パートナー、リフターなど、複数の車種を対象としたリコールが発表された。

9:プジョー - 12車種11件のリコール
9:プジョー – 12車種11件のリコール

8:レクサス – 7車種12件のリコール

ECUに影響する電気的な問題により、UX(写真)がリコールの対象となった。また、前方カメラのソフトウェアの問題により、NXがリコールの対象となった。カメラのケーシングに水が浸入する問題により、UXとRZ、NXとRX、LX 600/500D、LS 500/500H、ESもリコールされた。

さらに、LX 600はクランクシャフト・ベアリングの問題、NXとRXはイモビライザーの設計不良によりリコールされ、2018年から22年にかけて製造されたRX 300とNX 300の一部も燃料ポンプの問題によりリコールとなった。

8:レクサス - 7車種12件のリコール
8:レクサス – 7車種12件のリコール

7:オペル/ヴォグゾール – 10車種12件のリコール

モバノ、ザフィーラ、ヴィヴァーロが複数のリコールの対象となったほか、油圧ブレーキの問題によりコンボもリコールとなった。 また、DV5R E6.3ディーゼルエンジンを搭載したモッカ(写真)、クロスランド、コルサ、アストラの一部モデルも、有害なNOx排出が原因でリコールとなった。

2024年に製造されたモッカとコルサの一部はパワーステアリングの問題、グランドランドXはバッテリー管理ソフトウェアの問題によりリコールの対象となった。さらに、コルサ、メリーバ、アストラなどのモデルもリコールの対象となった。

7:オペル/ヴォグゾール - 10車種12件のリコール
7:オペル/ヴォグゾール – 10車種12件のリコール

6:ヒョンデ – 12車種12件のリコール

2024年製造のサンタフェ6万4000台以上がエアバッグの問題でリコールされ、3000台以上のi20もEGRバルブの不具合によりリコールされた。ジェネシスとジェネシス・クーペが対象となったほか、2010年から2014年にかけて製造されたi40、ヴェロスター、iX35、グランド・サンタフェはブレーキフルード漏れのためリコールされた。

さらに、リコールの対象となったモデルとして、コナエラントラ、ツーソン、i30、およびアイオニック5(写真)とアイオニック6が含まれる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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