2026年欧州版 最も注目すべきコンパクトSUV 10選 スタイリッシュで高性能、コスパ優秀な実用車たち

公開 : 2026.03.23 11:45

10. レンジローバー・イヴォーク

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:6点
長所:前モデルより走りの洗練度が著しく向上 電動パワートレインは滑らかで優れたパフォーマンスを発揮 車体は重いものの、その重さを感じさせないハンドリングとパワー
短所:PHEVはバッテリーが切れた状態での実走行燃費が11km/lにとどまる 最近のアップデートで室内の機能性が大幅に低下した 不必要に硬い乗り心地
最大の特徴:パフォーマンス

レンジローバー・イヴォークはかつて、最高峰のコンパクトSUVだった。以前ほどの完成度ではないものの、依然として候補リストに加える価値はある。

10. レンジローバー・イヴォーク
10. レンジローバー・イヴォーク

「見た目は素晴らしく、同クラスの他車よりはるかに活気のあるハンドリングを見せる。プラグインハイブリッドのパワートレインは滑らかで反応が良く、一体感がある」
――イリヤ・バプラート(UK記者)

デザインは依然として見栄えがするが、最大の強みはハンドリングだ。プラグインハイブリッド仕様であっても、日産キャシュカイヒョンデ・ツーソンよりもダイナミックである。

インテリアも高級感があるが、乗り心地が大きな弱点だ。2023年後半のマイナーチェンジで、不必要に硬く設定されてしまった。

機能面でも打撃を受けている。以前の物理ボタンとタッチスクリーンの絶妙な組み合わせが、単一のタッチスクリーンに置き換えられたのだ。

とはいえ、優れたコンパクトSUVを探しているなら、イヴォークは依然として良い選択肢だ。ただ、クラスリーダーというよりは、どちらかといえば平均的な存在と言えるだろう。

自分に合ったコンパクトSUVを選ぶには?

最適なコンパクトSUVを選ぶには、スタイル、維持費、室内の使い勝手の間で適切なバランスを見つけることが重要だ。

検討すべきポイントは以下の通り。

ガソリン、ハイブリッド、それともEV?

コンパクトSUVのパワートレインは種類豊富だ。
コンパクトSUVのパワートレインは種類豊富だ。

コンパクトSUVクラスはパワートレインの種類が豊富であり、「間違った」選択をすると月々の維持費が高くなってしまう可能性がある。

ガソリン車またはマイルドハイブリッド(MHEV):年間走行距離が少ない場合や、フルハイブリッド車のメリットがあまり得られない高速道路を多く走る場合に最適。

フルハイブリッド(HEV):都市部での生活に最適。渋滞時でも18km/l以上の燃費が期待でき、プラグインハイブリッド(PHEV)とは異なり、充電の必要もない。

電気自動車(EV):自宅で充電できるなら、ランニングコストが低く、滑らかな走行も期待できる。ただし、初期購入価格は高め。

実用性と荷室容量

コンパクトSUVの中には、室内空間がハッチバックとほとんど変わらないものもあれば、ミドルサイズSUVに匹敵するものもある。

シート:特に背の高い子供や大人を頻繁に乗せる場合は、荷室容量よりもレッグルームを優先し、後部座席がスライド式のモデルを探そう。

荷室:単に荷室容量の数値だけを見るのは避けよう。荷室に段差があるか、床の高さを変えられるか、あるいは床下に追加の収納スペースがあるかを確認しよう。

インフォテインメントとインテリア

最近のSUVの多くはすべての操作をタッチスクリーンに移行しているが、これは運転中の注意散漫につながる可能性がある。

エアコン(暖房・冷房)の操作に物理的なスイッチ類を残しているモデルを探そう。

多くのエントリーモデルでは、スマートフォンとの接続にまだ有線ケーブルが必要なため、ワイヤレスのアップル・カープレイまたはアンドロイド・オートが搭載されているかどうかを確認しよう。

視界とドライビングポジション

SUVといっても、すべてのモデルが高い車高を持っているわけではない。

高いドライビングポジションを求めるなら、視界が広いクルマを探してしっかりと比較検討すべきだ。一部のクロスオーバーは単に背が高く見えるハッチバックに過ぎないが、本格的なSUVらしい視界を提供するものもある。

後方視界も確認すること。スタイリッシュなクーペ風のSUVは、リアウィンドウが小さく、カメラなど運転支援なしではバック駐車が困難な場合が多い。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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