ポルシェやメルセデス・ベンツも部品取りに 米国の廃車置き場で見つけた欧州車 62選(4)【ジャンクヤード探訪記】
公開 : 2026.05.24 11:50
サンビーム・アルパイン
1959年から1968年の間に、英国製のサンビーム・アルパインは約7万台販売された。米国は断トツで最大の輸出市場だった。こちらは1963年から1964年にかけて生産されたシリーズ3で、アルパインの中でも特に希少なモデルであり、生産台数はわずか5863台に過ぎない。
反対に、最も人気だったのはタイガーだ。アルパインとは異なり、ボンネットの下にフォード・ウィンザーV8エンジンを搭載していたため、そのルックスに見合った性能を備えていた。隣に停まっているボロボロのMGミジェットにも注目してほしい。

この車両もターナーズ・オート・レッキングにあったものだ。
ポルシェ914
ポルシェ914は、ポルシェとフォルクスワーゲンの共同開発車であり、実質的に912とカルマン・ギアの後継モデルとなった。しかし、米国ではポルシェのエンブレムを付けてのみ販売することが決まった。
エンジンは4気筒または6気筒の水平対向エンジンが選択可能で、それぞれ80psと110psを発揮した。1969年から1976年にかけて生産され、11万8978台を売り上げる大成功を収め、911の販売台数を上回った。この車両もターナーズ・オート・レッキングにあった。

ポルシェ924
ポルシェ914と912は、1976年に924へと置き換えられた。このエントリーモデルは、水冷式フロントエンジンを搭載した初のポルシェであった。前身の914と同様、このクルマも大量に販売され、1976年から1988年の間に15万台が売れた。
あまり高値はつかないものの、この錆びのない個体は状態が極めて良く、レストアする価値があるだろう。これもターナーズ・オート・レッキングにあったものだ。

MGミジェット
ドアの外側にハンドルがないことから、このMGミジェットが初代モデルであることが一目でわかる。ドアにはロック、手動式ウィンドウ、回転式クォーターライト(三角窓)もなく、これらはすべて2代目で歓迎すべき装備として登場することになる。1961年から1964年の間に、948ccと後の1098ccモデルを合わせて計2万5681台の初代モデルが生産された。この個体もターナーズ・オート・レッキングにあった。

ランチア・ベータ
多くの欧州メーカーは、巨大で収益性の高い米国市場への進出を試みてきた(そして往々にして失敗してきた)が、東海岸や西海岸で限定的な成功を収めた例もある。ランチアは1950年代から1960年代にかけてあまり振るわなかったものの、1975年から1982年にかけて再び本格的に挑戦した。
しかし、販売台数は低調で、最も好調な年でも3000台に達しなかった。このベータ・クーペは、その時代を生き残った希少な1台だ。ターナーズ・オート・レッキングで見つけた。
































