とってもチャーミングなクルマ 24選 思わず見とれる可愛らしいデザイン

公開 : 2025.06.01 18:25

シトロエン・メアリ

乗用車ベースでありながら、外観はまったく異なる、レジャー(および軍用)向けに設計された自動車がごく少数存在する。ミニ・モーク、ルノー・ロデオ、そしてドアのないプラスチックボディのシトロエン・メアリ(2CVの親戚)などだ。

わずかな差で、メアリが最もチャーミングだとAUTOCARは考えている。もちろん、ドライブのシチュエーションも重要だ。10月の雨の降る木曜日に英国の工場地帯を走るよりも、7月の太陽が降り注ぐサント・マキシムを走る方が、はるかに心地よい。

シトロエン・メアリ
シトロエン・メアリ

ダイハツコペン

軽自動車は、何十年にもわたって日本の自動車産業を支えてきたにもかかわらず、他の国ではどうしても風変わりで珍しいものと見なされている。

軽自動車が海外で販売された例はごくわずかだが、その中ではスポーツカーのコペンが最も楽しく魅力的だ。車内は見た目以上に広々としている。コペンが登場する4年前に生産終了した、可愛らしいスズキカプチーノも候補として挙げられるだろう。

ダイハツ・コペン
ダイハツ・コペン

フィアット126

1972年に登場した126は、前身のフィアット500の魅惑的なデザインと比べて、角張った箱型のクルマと捉えられていた。しかし、セルジオ・サルトレリ氏(1928-2009)がデザインした126は、年月を経て、今では子猫のように可愛らしいデザインとして評価されている。

前輪駆動が普及し始めた1972年当時、欧州の大手自動車メーカーが後輪駆動車を発売するのはやや時代遅れであった。それにもかかわらず、126は主に東欧諸国、中でもポーランドで高い人気を誇った。

フィアット126
フィアット126

フィアット・ヌオーヴァ500

戦前のトッポリーノや1990年代のチンクエチェントにどれほどの賛辞が寄せられたとしても、1957年から1975年まで生産された「ヌオーヴァ」(「新しい」の意)500の魅力には及ばない。

ダンテ・ジアコーサ氏(1905-1996)は、機能的でありながら、自動車史上最も魅力的なデザインの1つを生み出した。他の作品でも広く尊敬を集めるジアコーサ氏だが、500は間違いなく彼の最高傑作であり、イタリアを自動車大国へと押し上げた立役者と言えるだろう。コンパクトなサイズにもかかわらず、米国でも短期間販売され、約300台が売れた。

フィアット・ヌオーヴァ500
フィアット・ヌオーヴァ500

フィアット500

20世紀後半から21世紀初頭にかけて、複数のメーカーがさまざまなレトロモデルを発売した。シボレーカマロクライスラーPTクルーザー、フォードマスタング、ミニ、フォルクスワーゲンビートルなど、いずれも最新の技術を取り入れながら、過ぎ去った時代をモチーフにしている。

その中には、現代のフィアット500も含まれる。明らかにサイズアップしているにもかかわらず、オリジナルと驚くほど似た外観と魅力を備えている。その魅力を最大化するには、心地よい2気筒エンジン「マルチエア」を搭載したバージョンを試してみよう。

フィアット500
フィアット500

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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