2025年版 自動車専門誌が選ぶ、コスパの高いスポーツカー 10選 まだ「お手頃」に楽しめるのは?
公開 : 2025.07.12 18:25
2. ポルシェ718
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:8点
長所:素晴らしいハンドリング 非常に快適 優れたパフォーマンス
短所:比較的高価 騒音 発売から10年近く経っている
最大の特徴:日常的な使い勝手の良さ
ポルシェ718は依然として、市販のミドシップスポーツカーの中でも群を抜いて完成度の高いクルマだ。

「このクルマの能力は、基礎部分をしっかりと固めようとしたエンジニアたちの努力によって、さらに高まっている」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者
4気筒エンジンでも6気筒エンジンでも、ボクスターとケイマンは常に優れた性能を誇ってきた。今もなお、その優位性は健在だ。
上級モデルのGTS、GT4、スパイダーに搭載されている自然吸気のフラット6エンジンも忘れてはならない。992型911に搭載されている3.0Lエンジンを4.0Lに拡大し、ターボを外したもので、あらゆる点で素晴らしいエンジンだ。
ボクスターとケイマンは実用性が高く、4気筒エンジンでも魅力的なドライビングと十分な速さを持つ。
あらゆる要素を網羅した718を凌ぐには、類まれな輝きを放つルマが必要だろう。
3. アリエル・アトム4
デザイン:10点 インテリア:9点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:10点
長所:猛烈な速さ オンロードでの安定した走り 4気筒ターボが個性を引き立てる
短所:ロータス・セブンなどに比べて実用性に欠ける ブレーキペダルの感触を改善すべき
最大の特徴:ドライバーとクルマの一体感
純粋に楽しむためのクルマに5万ポンド(約990万円)の予算を使えるなら、その欲求を最もダイレクトに満たしてくれるアリエル・アトム4を見逃すわけにはいかない。

「アトムは、公道とサーキットの両方で圧倒的な楽しみを味わえる、個性的なダイナミクスを備えている。多くの競合車種が両方をこなせない中、これは特筆すべき点だ」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長
この軽量2シーターは、バイク、クルマ、そしてチューブ状の珍品が融合したような1台だ。ドライバーに高い集中力を要求する一方で、素晴らしい走りと個性で楽しませてくれる。
アトムはAUTOCAR英国編集部のお気に入りの軽量スポーツカーであり、本質的なポイントに焦点を絞っている。フロントガラスはオプションで、付けない場合はヘルメット装着が必須だ。
最大の魅力は、その驚異的なスピードと、他に類を見ない刺激だ。600kg強の車体に搭載されたホンダ製の4気筒ターボエンジンは、要望次第で最大355psまでパワーアップすることができる。
もちろん、アトムの魅力はスーパーバイクを凌ぐ加速力だけにとどまらない。シャシーは独自の調整機構を備え、サーキットだけでなく、起伏のある曲がりくねった郊外道路でも、同じようにスムーズに走ることができる。
サーキットでアトムに乗り込み、その性能を最大限に引き出すことは、現代のスポーツカーではほとんど不可能な挑戦だ。
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