スターになり損ねたクルマ、予想外に売れたクルマ 20選 「期待外れ」と「嬉しい誤算」
公開 : 2025.05.10 18:25
ホンダCR-Z(2010-2015)
ホンダのスポーツカーの最高傑作の1つを参考にしつつ、シャシーは日本のドリフトエースと共同開発し、最新のテクノロジーを満載した。しかし、その組み合わせは「欲しい!」という衝動を刺激するものではなく、CR-Zの寿命は予定より早く尽きてしまった。
伝説的なCR-Xとは異なり、CR-Zは技術面でもキャラクター面でもハイブリッドな存在だった。レッドラインまで回すようなスピード感や楽しさはなく、エコ通勤者向けの経済性や実用性も不足していた。そのため、早々に姿を消すことになった……。

トヨタ・アーバンクルーザー(2009-2012)
車名は興味深いものだった。登場した頃は、デザインもユニークだった。ありきたりなハッチバックよりも、こっちの方が新鮮で楽しそうに見えた。しかし、アーバンクルーザー(日本名:イスト)の中身は退屈なものだった。
インテリアは無愛想なモノトーンで、面白味や、都会的な雰囲気、格好良さを感じさせる特徴は何もなく、運転感覚はエスカレーターのような鈍さだった。こうしたネガティブな要素はすぐに見抜かれ、購入は見送られてしまった。

ルノー・ウィンド(2010-2012)
ルノー・スポールによって開発されたウィンドは、12秒で格納できるルーフを備え、手頃な価格で販売された。また、他の小型スポーツカーとは一線を画す、コンセプトカーのような外観も魅力だった。ただ、その車名は残念なものだったし、トゥインゴのシャシーをベースとしたことから走りの面でも限界があった。また、小さなリアウィンドウは後方視界を悪化させており、リアバンパーをぶつける要因となる。

オペル・アンペラ(2012-2015)
このクルマは、プラグインハイブリッド革命のきっかけとなるはずだった。PHEVの先駆けの1つであり、排出ガスを抑えながらも面白い外観を採用し、乗り心地が良く、静粛性も非常に高かった。
しかし、残念ながら、完璧ではなかった。価格が高すぎた。オペル・アストラと同サイズだが、価格はその2倍だった。乗車定員も4人だけ。それはオペルというブランドにふさわしいとは言えず、大多数の人にとって納得しがたいものだった。

ロータス・エヴォーラ(2009-2021)
ロータスがそれまでに開発した中で最も高価なモデルであるエヴォーラは、エリーゼのダイナミズムと洗練性、2+2の実用性、そして電子制御技術を組み合わせ、ほぼ日常使いができるクルマを目指していた。ロータスは、年間2000台売れると予測していた。
しかし、最も好調な年でも販売台数はその半分にも達しなかった。後に改良を受け、パワーも向上したものの、価格も上昇し、ニッチなクルマとなった。悪いクルマというわけではないし、シャシーも素晴らしいが、ロータスにとって悔しいことに、主にポルシェが、もっと優れたクルマを作ってしまった。







































