2025年版 自動車専門誌が選ぶ「最高の電動SUV」10選 得意分野の異なる個性派モデル

公開 : 2025.09.18 12:05

6. ヒョンデアイオニック5 N

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:圧倒的なパワー 高性能EVの画期的な1台 真のドライバーズカー
短所:日常使いには他のモデルが優れている 長距離走行時の効率性は良くない 同価格帯のEVと比べるとインテリアが平凡に感じられる
最大の特徴:パフォーマンス

真のゲームチェンジャーと言えるクルマは極めて稀であり、この激動の時代においてもそれは変わらない。しかし、アイオニック5 Nはまさに「ゲームチェンジャー」である。

6. ヒョンデ・アイオニック5 N
6. ヒョンデ・アイオニック5 N

「5 Nの登場により、ついにEVのドライバーズカーが実現した。AUTOCARのロードテストで満点の5つ星評価を得るにふさわしい」
――マーク・ティショー、編集者

ヒョンデは、初のガソリンエンジン搭載ホットハッチであるi20 Nとi30 Nで、デビュー当初から優れた性能を見せつけ、自動車愛好家の注目を集めた。EVにも、そうした評価を引き継ごうとしているようだ。

アイオニック5 Nの特徴は、ハードなサスペンションと圧倒的なパワーだけではない。強化されたボディシェル、リアアクスルに搭載された本格的なリミテッドスリップデフ、アダプティブダンパー、そしてエンジニアたちのユーモアのセンスのおかげで、本当に楽しいクルマに仕上がっている。パワーのオン/オフでくるくると車体の向きを変え、望むなら6速トランスミッションとガソリンエンジンの挙動を再現することもできる。

7. キアEV6

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:最大580kmの航続距離 高性能のEV6 GTモデルが選択可能 シャープなハンドリング
短所:タッチ操作への依存度が高い 従来型SUVのような見晴らしの良さがない ブレーキの感触に慣れるまで時間がかかる
最大の特徴:ダイナミズム

キアEV6は優れた電動SUVであり、ファミリーカーに適した1台だ。快適で航続距離が長く、上位グレードでは容赦ない速さを見せつける。

7. キアEV6
7. キアEV6

「価格設定は適正で、運転や操作もしやすい。その存在感はEVクラスを豊かにしている」
――フェリックス・ペイジ、副編集長

効率重視の仕様では、EV6は580kmという驚異的な航続距離を実現。充電速度も258kWとクラス最高水準だ。出力は229psから始まり(ほとんどのドライバーには十分すぎる性能)、最上位グレードのEV6 GTでは驚異の585psを発揮する。

キアEV6はメカニカルな部分ではヒョンデ・アイオニック5と類似しているが、全体的な運転感覚はわずかに優れている。ステアリングの反応は滑らかで、精度も高く、乗り心地も快適だ。

クーペのような走り、子供を乗せるのに十分なスペース、さらに充実装備を揃えた電動SUVを求めているけれど、フルサイズで7人乗りのEV9には手を出せないという場合、EV6が最適な選択肢となるかもしれない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マレー・スカリオン

    Murray Scullion

    役職:デジタル編集者
    10年以上ジャーナリストとして活動し、雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿してきた。現在はオンライン版AUTOCARの編集者を務めている。オースチンやフェラーリなど、1万円から1億円まで多数のクルマをレビューしてきた。F1のスター選手へのインタビュー経験もある。これまで運転した中で最高のクルマは、学生時代に買った初代マツダMX-5(ロードスター)。巨大なジャガーXJ220も大好き。
  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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