日本が世界に誇る画期的なクルマ 24選(前編) オートザムAZ-1からホンダS2000、マツダRX-7まで

公開 : 2026.01.22 11:25

ホンダシビック

日本で最も長命なモデルの1つであるホンダ・シビック。初代は1973年に登場し、その名声は今も衰えない。時代とともにシビックはサイズと仕様を拡大し、クーペ、ホットハッチ、ハイブリッドモデルへとラインナップを広げた。自動車業界のバロメーターとして、シビックほど時代と調和したモデルは少ない。

また、2代目シビックをベースにしたトライアンフ・アクレイムというモデルも販売された。ローバーも、シビックをベースに200と400を開発した。現在までにシビックは累計2800万台以上を売り上げている。

ホンダ・シビック
ホンダ・シビック

ホンダNSX

ホンダが最高のスーパーカーを創り出そうと決意した結果、1990年に誕生したのがNSXだ。2977ccのV6エンジンを含め、あらゆる部分がゼロから設計された。レジェンドのV6エンジンとボアストロークは共通しているが、鋳造部品や細部はすべて異なる。NSXを完璧に仕上げようとしたホンダの姿勢の表れだ。F1ドライバーのアイルトン・セナ氏もオールアルミ製シャシーのダイナミクス開発に協力した。

NSXは最高速度253km/h、0-97km/h加速5.3秒を達成し、日常使用にも耐えた。後年の改良でさらに加速性能が向上したが、1990年から2005年にかけて年間1000台以上を販売することは稀だった。こだわりの強いホンダが生んだ、こだわりの強い人のためのクルマである。

ホンダNSX
ホンダNSX

ホンダS2000

誕生日の贈り物としては最高の品ではないだろうか。ホンダは創立50周年を記念し、2.0Lのエンジンを搭載した2人乗りスポーツカーを世界に贈った。エンジンはオールアルミ製で可変バルブタイミングのV-TECを採用し、242psを発生。1999年の発売当時、排気量1.0L当たりで最高峰の出力性能を誇った。

S2000は、10年間で10万台以上が売れた。BMW Z4ポルシェボクスターといったライバルに対しても、当時も今も変わらぬ特別な存在である。

ホンダS2000
ホンダS2000

いすゞ・トゥルーパー

初代いすゞ・トゥルーパー(日本名:ビッグホーン)は1981年にデビューしたが、欧州市場に上陸したのは1987年になってからだった。登場と同時にランドローバーディフェンダートヨタランドクルーザーにとって脅威となった。本格的なオフロード性能を持ちながら高速道路でも使うことができ、特に1988年に大型のガソリンエンジンとディーゼルエンジンが追加されてからはその傾向が強まった。

2代目トゥルーパーは1991年に登場し、ランドローバー・ディスカバリーとの競争を繰り広げた。デザイン面でディスカバリーほどの革新性はなかったが、50万台以上売れた初代モデルの人気を引き継ぎ、多くのファンを惹きつけた。初代モデルは最終的に、世界各地で14もの名称で販売された。

いすゞ・トゥルーパー
いすゞ・トゥルーパー

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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