2025年版 自動車専門誌が選ぶ、最高の電動スポーツカー 10選 速さと楽しさを追求したEV

公開 : 2025.08.16 18:25

6. ロータスエヴァイヤ

デザイン:8点 インテリア:7点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:5点
長所:他のEVと比べて非常に軽い 驚異的なスピード
短所:航続距離が短い まだ公道で試乗していない
最大の特徴:待てる忍耐力さえあれば最高の投資になり得る

最近のロータスの話題は、ポルシェ718ケイマンと競合するスポーツカーエミーラに関するものがほとんどだ。

6. ロータス・エヴァイヤ
6. ロータス・エヴァイヤ

「エヴァイヤは最大350kWの充電に対応し、かなり過酷な使用でバッテリーを空にした場合でも、それよりわずかに長い時間で充電することができる」
――AUTOCAR英国編集部

エミーラは、ロータス最後のガソリンエンジン搭載車としても注目されており、今後のモデルは、無鉛ガソリンよりも超急速充電を優先する方向で開発が進められている。その先駆けとなるのが、130台限定生産の電動ハイパーカー、エヴァイヤだ。

そのスペックは驚異的だ。ロータス自身も、当初は4基のモーターの合計出力を2000psと発表していたが、その後2039psであることを知って驚いたそうだ。

車重1680kgと、EVとしては比較的軽量のため、加速はフリーフォールのような感覚になるだろう。実際の性能数値は未公開だが、ロータスは0-100km/h加速で2.0秒未満、最高速度は320km/hを超えると見込んでいる。

とはいえ、ロータスはカタログ上の数値よりもハンドリングとダイナミズムを重視してチューニングしているため、パワー伝達は自然吸気エンジンと同じように徐々に高まっていくと言われている。

納車開始が当初の予定から大いに遅れてしまったため、AUTOCAR英国編集部もクローズドコースでしか試乗できておらず、ロータスの伝統をどれだけ受け継いでいるかはまだ不明だ。しかし、今後発売される電動ハイパーカーの中で、ドライバーの心を真に魅了するクルマがあるとしたら、このエヴァイヤが最有力候補だろう。

7. ピニンファリーナ・バッティスタ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:5点
長所:甘美なステアリング 信じられないほどのパワー
短所:購入には200万ポンド(約4億円)必要 価格の割には楽しくないかもしれない
最大の特徴:億万長者向けのハイパフォーマンスカー

ポルシェ・タイカンアウディRS eトロンGTの関係と同じように、ピニンファリーナ・バッティスタは、リマック・ネヴェーラと多くのハードウェア(およびソフトウェア)を共有している。ただし、差別化のため、優雅な外観に仕上げられ、グランドツアラー志向のモデルとして位置づけられている。

7. ピニンファリーナ・バッティスタ
7. ピニンファリーナ・バッティスタ

「さまざまなドライビングモードに応じて、ステアリングの重量感が増し、ダンパーが硬くなり、パワーも増すが、乗り心地は常に穏やかにコントロールされている」
――マット・プライヤー、編集委員

それでも、スペックを見れば、決してソフトなクルージングカーではないことがわかる。4基のモーターから合計出力1926psと最大トルク234kg-mを発生するため、0-300km/h加速12秒未満、最高速度350km/hを達成するが、200万ポンド(約4億円)という価格を考えると、これらの数字も霞んでしまう。

しかし、このクルマには数字以上の魅力がある。驚くべき繊細さと安定感があり、コーナーでもストレートでも同じように興奮を味わわせてくれる。

内外ともに美しく仕上げられている。ピニンファリーナはミュンヘンに本社を置き、親会社もインドのマヒンドラにもかかわらず、イタリア風デザインが色濃く残っている。

社内のエンジニアやデザイナーには、パガーニメルセデスAMGの出身者もおり、才能に溢れている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・ディスデイル

    James Disdale

    英国編集部ライター
  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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